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zoom RSS ほらね(スパコン予算のムダ)

<<   作成日時 : 2009/11/27 15:15   >>

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先日、
文部科学省のスーパーコンピュータの開発予算は、凍結させるの当然という趣旨で、事業仕分け支持の日記を書きましたが、
http://hiroshi-s.at.webry.info/200911/article_8.html
早速、それを裏付けるようなニュースが舞い込んできました。

長崎大学の浜田剛助教らのグループが、東京・秋葉原でも売っている安価な材料を使ってスーパーコンピューターを製作し、演算速度日本一を達成したそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091127-00000003-maiall-soci
http://mainichi.jp/seibu/news/20091127sog00m040008000c.html
開発費はたったの3800万円。

この成果で浜田さんのグループは、米国電気電子学会の「ゴードン・ベル賞」を受賞した。

ところが、現時点では、この画期的な成果を報道しているのは、毎日.jp(毎日新聞)のみです。
読売、産経といった右派メディアは、これまで盛んに、仕分けによる文部科学省予算削減を批判する情報を流してきた一方、このような、仕分けの根拠を裏付ける情報は報道していません。

読売、産経といった右派メディアが、どのような人達の利益に沿って動いているのか、考えるヒントになりそうです。

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タイトル (本文) ブログ名/日時
浜田・長崎大助教ら3800万円でスパコン開発、ゴードン・ベル賞受賞
事業仕分けも終わり ...続きを見る
自分なりの判断のご紹介
2009/11/29 19:46

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
これは「日本一」ですね。
日本一であればそもそも3800万円もかける必要はありません。
また、技術が途絶することが危惧されているのです。
マッチポンプ
2009/11/27 15:51
引用先の記事に、浜田さんのコメントが載っていますが、世界一を目指すにしても、文部科学省の構想は、技術的に、いくらなんでもコストパフォーマンスが悪すぎやしないか、ということです。

>技術が途絶することが危惧されているのです
先日の日記にも書いた通り、技術を継承する場がスーパーコンピュータ開発なのかを、再度一から議論すべき時期でしょう。

さとうひろし
2009/11/27 15:57
補足(毎日新聞 11/27付記事より引用)
26日の記者会見で事業仕分けについて問われた浜田助教は「計算機資源は科学技術の生命線。スパコンをたくさん持っているかどうかは国力にもつながる」と指摘。一方「高額をかける現在のやり方がいいとは言えない。このスパコンなら、同じ金額で10〜100倍の計算機資源を得られる」と胸を張った。
−−−引用おわり−−−

浜田さんは、国が持つ計算機資源の重要性を指摘する一方、その資源の構成要素である、スーパーコンピュータ1台1台のパフォーマンスについては具体的に触れていない点に、注意する必要がありそうです。
さとうひろし
2009/11/27 16:21
この業績は凄くて評価すべきだけどその記事は
「安価な材料を使ってスーパーコンピューターを製作」して、現在における「演算速度日本一」を達成したことが凄い、という評価です。

実際には、ごく一部の計算しか速くできない(もちろん、普通のレベルで考えたら十分速い)、
実効性能比は劣る(地球シミュレータ2は実効性能比で世界一)
…等様々な問題があります。

多分今回のスパコンは天体物理学の計算とか比較的単純な方向には強みがあるでしょうが、分子構造計算や流体力学計算、製薬や素材開発、耐震性評価、気象予想、製品設計等、事業仕分け人が言った「利益が出る分野」での活躍は非常に厳しいです。現状では地球シミュレータ2にこういった分野では大きく水をあけられます。

そんな視点で言うならMDGRAPE-3なんかはBlue Gene/Lの3倍の演算性能がありますので理論性能ではおそらく現在世界TOP3に入るスパコンですが、これでOKなんていう人は今までいませんでしたよね。もちろん、この記事の"スパコン"もMDGRAPE-3も素晴らしいものですよ。ですが比べる土俵が全く違います。

仕分けに関するスパコン予算はCPUの微細化に伴う物理的限界を超えるために、半導体に使う新素材の研究したり、諸々のことも含めて膨大な分野の研究開発に使われます。そこから民生化されるものもあります。
zzz
2009/11/27 16:47
失礼しました。今記事の"スパコン"はN体問題に比較的強い構造を持っているようなので、上記の流体力学計算に弱いなど、一部にミスがありました。
上記のN体問題部分に関しては無視してください。
zzz
2009/11/27 17:21
今回の記事については皆さんがおっしゃってる通り
評価する土俵が違いますね

あと仕分け人も理解していないところですが
今回事業仕分けを受けた
「次世代スーパーコンピューティング技術の推進」は世界一のスパコンを作るのみが目的ではなく
スパコン研究の研究拠点をつくることも
目的の1つです。
(私としては未だに研究拠点すら作られていないのが不思議ですが)
そこを理解した上での仕分け支持の記事なのでしょうか?
もしそうなら理解に苦しみます。
QB
2009/11/27 17:32
http://accc.riken.jp/HPC/Symposium/2008/hamada.pdf

浜田先生の講演資料なのですが、
ここには単精度(32bit)で190TFlopsと書いてあります。
それに対して地球シミュレーター等のtop500は倍精度(64bit)での計算速度ですから、
そもそも「日本一の速度」というのが嘘です。
(50m走が7秒なのでボルト選手の世界記録(9秒58)に勝った等と言うようなものです)

例えば高速計算で有名なPlaystation3を例に挙げますと、
単精度では218GFlops出るものが倍精度ですと26GFlopsしか出ません。

この3800万円のスパコンも同様に倍精度では大幅な速度減が予想されます。
何せGPUですから単精度実数ですら性能ギリギリです。

先の浜田先生の講演資料でもnon embarrassingly parallelでメモリ帯域を必要とする処理、
つまり今まさにスパコンを必要とされている領域を避けて通っていると明言されていますから、
実際のスパコンとしては地球シミュレーターなどの足元にも及ばない性能です。

もちろん、費用対効果だけを見るなら悪くないのですが、
今日の天気が明日予報できても意味ないように、
どんなに効率が良くてもある程度以上の性能がなければ
スパコンとしての存在意義がありません。

ということで、スパコンの事を少しでも分かっている人なら日本一なんて記事は書かないでしょう。
(浜田先生の講演資料にも日本一とは出てきません)
毎日新聞社のかなり恣意的な作為を感じる記事です。
F
2009/11/27 18:36
文科省官僚の腐敗は、もの凄いです。
子供に大切な文科省と学校が、どれほど腐っているかを知っていますか。
文部科学省の仕事は、質の高い教育を提供し、子供達が良い社会生活を送れるようにすることです。ところが、官僚達は、デタラメ政策で子供達の人生を台無しにしました。
大学を天下り機関に変え、世界最低にまで堕落させたのも文科省官僚です。
不登校、退学者20万人、引きこもり、ニート60万人を作る学校は、教育機関と名乗る資格もありません。学習塾や家庭教師に助けられる学校教員は、現在の半分の給与さえ受け取る権利が無いと思います。
文科省こそ、日本社会を衰弱させ、子供を不幸にする悪性癌です。「『おバカ教育』の構造」(阿吽正望 日新報道)を読むと、すべてのイカサマが分かります。絶対に許せません。
不道徳で無責任な腐敗官僚の行う事業は、国民にとって危険です。
事業仕分けで、文科省を廃止する必要があるとさえ思います。


大和
2009/11/27 19:59
zzzさま
演算能力が極めて高ければ、様々な応用はあるでしょう。しかし今問題は、その演算能力の実現手段が、文部科学省が構想するスーパーコンピュータのみであるかのような、予算請求側の主張の信憑性だと思います。


QBさま
>スパコン研究の研究拠点をつくることも
目的の1つです。
私はスーパーコンピュータと言われる領域の研究は、すでに民間主体の商品化競争になっていると認識していますので、これから国費で研究拠点を作ることの是非自体を再検討すべきだと思います。

Fさま
私は、浜田グループの開発したコンピュータがいわゆるスーパーコンピュータの代替になるかどうかではなく、文部科学省が構想するスーパーコンピュータを国費で開発する価値があるのかが問題だという趣旨の日記を書きました。なにしろ開発請負予定の3社中3社が撤退して、所定の時期に、所定の性能のマシンが完成するかどうかすら怪しいぃのですから。

大和さま
ご指摘の問題は、本題からは外れると思いますが、マクロ的、長期的には、正に大和さまご指摘の問題こそが大問題だと思います。
数十年先の日本を議論するなら、まずこうした問題についての指針を出した上でのハード開発でしょう。
そもそも話の順序が逆という問題も、確かにあると思います。
さとうひろし
2009/11/28 01:20
大和さま

ただし、
>学習塾や家庭教師に助けられる学校教員は、現在の半分の給与さえ受け取る権利が無いと思います。
は同意いたしかねます。

もちろん個人毎に見ればそういう教員も少なからずいるでしょう。しかし政策を語るようなマクロ的視点で見た場合、学校(特に公立の)教員と塾講師とでは、実態としての仕事内容が違い過ぎるので比較は無意味でしょう。私にも公立校教員の知り合いが何人か居ますが、彼らにとって、学習の指導は業務の一部と言っていいような状況ですから(地域によってばらつきがありますが)。

個人的には教員への処遇を現状以上に改善、かつ一学級20人以下を制度化した上で、教員にしかるべき責任を求めるべきだと思います。
さとうひろし
2009/11/28 01:35

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