さとうひろし 一有権者のブログ 

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zoom RSS 薬価問題隠蔽のための誤報工作と署名運動か?

<<   作成日時 : 2009/12/05 23:33   >>

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先月末から、大手マスメディアが一斉に報じた
「行政刷新会議による事業仕分けで、漢方薬を医療保険の対象から外すとの方針が出された」
という話
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%b4%c1%ca%fd%a1%a1%bb%c5%ca%ac%a4%b1&k=200912/2009120100967
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091202k0000m040078000c.html
は、

仕分け結果の広報にも、一切記載がなく、
http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/h-kekka/pdf/nov11kekka/2-5.pdf
インターネット中継された仕分けの議論
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8782740
でも、出て来ない話で、明らかな誤報ですが、マスコミ各社が今月に入っても、誤報を流し続けている現状、そして一部閣僚(厚労大臣)も、明らかな誤報を前提としたコメントを発表している所を見ると、この報道の背景には、意図的に誤報を流し続けるよう、積極的な働きかけをしている勢力。それも、マスメディアや閣僚を動かす莫大な資金力を持つ勢力が居る疑いがあります。

このときの仕分け議論の中心は、(健康保険診療で処方される)医薬品の内外価格差と、その大きな原因の一つと考えられている、後発薬品(ジェネリック薬)普及の遅れです。欧米ではジェネリック薬のシェアが約6割なのに対し、日本ではジェネリック薬のシェアが16.7%に留まっていること。ジェネリック薬の価格は平均して、先発薬の半額程度である(欧米の場合)現状が、仕分け側から指摘されていました。
厚生労働省側の担当者が、薬価がなかなか下がらない理由や、製薬メーカー側の言い分をいろいろ説明するのですが、仕分け担当者側に次々論破され、上記リンク先のような結論になったことが、中継を聴くと分かります。
仕分け側からは、
「製薬会社の甘い体質と、調剤薬局の一人勝ちを何とかしなければならない」
という意見も出ていたことが、中継を聴くと分かります。

では漢方薬という話がどこから来たかというと、財務省が提出した資料に、
「貼付剤や漢方薬などのOTC類似薬」
という記載があったというだけの話で、これらのOTC類似薬(市販品類似薬)の中でも、漢方薬を(一律に)保険適用外にすることは、厚生労働省側の担当者も明確に反対している上、仕分け担当者からも、漢方薬を保険適用外にするのを容認するかのような発言は一切ありませんでした。と言うより、漢方薬は実質的に仕分け議論の対象外だったことは、仕分けの中継を聴いてみれば分かることです。その他の市販品類似薬についても、

>市販品類似薬を保険外とする方向性については当WGの結論とするが、どの範囲を保険適用外にするかについては、今後も十分な議論が必要である。

という結論になっています。

先日の日記でも指摘しましたが、この誤報が一斉に報道される前、漢方薬製造の大手ツムラは、この誤報を事実として扱う記者会見を開いていた点にも、注意する必要があります。
http://hiroshi-s.at.webry.info/200911/article_10.html
漢方薬メーカー各社が真っ先に騒いだのは、漢方薬(の全てではないでしょうが)も、保険診療で処方される方が、薬局で売るよりも、成分は同じでも単価は高い(保険診療で処方した方が高く売れる)せいかも知れません。

今回の、誤報をきっかけにした署名騒動は、仕分けで槍玉に挙げられた、医薬品の内外価格差や、日本国内で「先発薬」を供給する大手4社の極めて高い利益率(年間売り上げ5兆円に対し、各種控除後の利益が9000億円)が、マスメディアを通じて広く世間に知られるを防ぐための工作、同時に、その実態に目をつけ、保険行政に干渉しようとした財務省の出鼻をくじくための官僚向け工作だったのではないか?と私は思っています。

ちなみに一部新聞では、
保険診療と保険外診療との混合診療が原則禁止されているため、保険外になれば、医療用漢方薬は病院で処方できなくなる、と書いていますが、混合診療の解禁についても仕分けの中継で言及されており、
「それ(混合診療の解禁)って法改正が必要ですか?」 という仕分け側の質問に対し、厚労省側の担当者は、  「法改正は必要ありません」 と答えています。
つまり、法改正をしなくても、診療だけ医師が保険診療で行い、医師の指定した漢方薬を、患者が一般の薬局で購入することも、法的には可能なわけです。そうなれば患者は、同じ成分の薬品の中から、一番安い製品を選ぶことができます。

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コメント(4件)

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言ってることおかしくないですか?

保険適用漢方薬の凡そ140種類のほとんどがジェネリックとして、 普通に薬局で買える「一般用医薬品」になって発売されてます

>漢方薬を、患者が一般の薬局で購入することも、法的には可能なわけです。そうなれば患者は、同じ成分の薬品の中から、一番安い製品を選ぶことができます。
とありますが、漢方は同一薬でも配合生薬の比率が違ったり、仮に同じでも有効成分量が全く違うことも多いので患者に選択をさせるのは危険なのではないですか?
あと、普通は患者の容態を見て濃度を変える事も普通にあるため難しいでしょう

あと、ジェネリックは先の薬の同一ものではありません
日本の場合、有効性の検証はそれなりにされますが安全性の試験があまりされないため医療現場では扱いにくいことが多く敬遠されるケースが多々あります
これは安全性の担保の問題です
zzz
2009/12/07 02:55
zzzさん

>、漢方は同一薬でも配合生薬の比率が違ったり、患者に選択をさせるのは危険なのではないですか?
配合比率が違えば、同じ成分の薬とは言えませんから、そもそもこの問題の対象外ですね。それに、市販の漢方薬の中にも、特定の生薬のみを梱包して販売している製品がたくさんありますし。

>普通は患者の容態を見て濃度を変える事も普通にあるため難しいでしょう
もちろん、薬剤によってはそういう使い方がされる場合もありますが、一般的な処方がほぼ固定しているものもあります。私の周囲にも、医師から漢方を処方された経験がある方が何人もいらっしゃいますが、商法量を調整されたり、市販薬とは違う量で処方されたという話は聞いたことがありません。

あなたはやみくもに、揚げ足取りの材料を探しているだけですね。

>これは安全性の担保の問題です
それは仕分けの議論でも出た話ですね。だから結論が「方向性」に留まったわけです。

おまけに、この日記のテーマである、誤報に基づく署名騒ぎとは関係のない話ですね。


さとうひろし
2009/12/07 15:13
今となっては漢方が外される、ということもないでしょうし、「終わった話」なのでしょうが、さとうひろしさんはもう少し相手が何を言っているのか読まれた方がいいと思います。

>私の周囲にも、医師から漢方を処方された経験がある方が何人もいらっしゃいますが、商法量を調整されたり、市販薬とは違う量で処方されたという話は聞いたことがありません。

普通に行いますよ?
そりゃちょっと風挽いた程度なら殆どないでしょうが。
主に慢性的な長期投与のケースは多々あります。
「お友達」とか狭い範囲で相手を揚げ足取りとか…。その「お友達」で実態を知った気にならない方が宜しいかと。

>この日記のテーマである、誤報に基づく署名騒ぎとは関係のない話ですね。
相手の話を無視して関係なくしてるのはあなたでは?

>保険適用漢方薬の凡そ140種類のほとんどがジェネリックとして、 普通に薬局で買える「一般用医薬品」になって発売されてます
と言っているのですから。
それ以外は認識の訂正をしてるだけでしょう。
Α
2010/02/04 02:04
>>私の周囲にも、医師から漢方を処方された経験がある方が何人もいらっしゃいますが、商法量を調整されたり、市販薬とは違う量で処方されたという話は聞いたことがありません。

>普通に行いますよ?
>そりゃちょっと風挽いた程度なら殆どないでしょうが。
>主に慢性的な長期投与のケースは多々あります。

だから
>もちろん、薬剤によってはそういう使い方がされる場合もありますが、一般的な処方がほぼ固定しているものもあります。
と、最初に断り書きを入れました。

深夜の書き込みお疲れ様です。

さとうひろし
2010/02/04 19:48

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