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zoom RSS Perth報告その6(過去の汚点も伝える公立博物館)

<<   作成日時 : 2010/01/29 00:37   >>

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パース滞在6日目。2010年元旦。

こちらの元旦も、日本と同様、商店街はほとんど休み。ホテル近くのカフェやパン屋も軒並み休み。なので元旦の朝食は、観光客の多い通りで営業していたコーヒーショップまで行って、コーヒーとケーキ。
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今日はツアーが中止になったので、午前はのんびり撮影した写真の整理。午後はまず西オーストラリア博物館見学。
http://www.museum.wa.gov.au/oursites/perth/perth.asp

現在開催中の企画展は”Dinosaurs Alive!”(生きている恐竜)。コンピュータ制御で、昔の怪獣映画のように動く恐竜の、実物大模型を7体展示。入場料は$17(¥1400弱)。決して安くはないけれど、模型の出来は、いかにも動物っぽい動きの自然さも含めて素晴らしい(製作したのは日本の会社)。



ちなみに、企画展以外の常設店は全て入場無料。主に地質、動物に関する考古学展示がメインだけれど、先住民の歴史を特集した部屋も。オーストラリアやニュージーランドの博物館には、かつて白人が先住民を弾圧・差別した歴史を伝えるコーナーが必ずある。日本の公共施設とは、歴史を正しく伝えようとする姿勢がまるで違う。ミュージアムショップのある建物の2階には、19世紀から20世紀はじめの生活用品がいろいろ展示されていた。生活用品はもとより、昔の薬局を再現した部屋や、大昔の歯医者の設備も。マニアックな所では、蓄音機や蝋管式録音機、世紀初めの無線通信機、機械式計算機など。これらが全て無料で見れる。つまり全てが税金で運営されている。
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次に、博物館の向かいにあるアートギャラリー(美術館)へ。
http://www.artgallery.wa.gov.au/index.asp
こちらも、企画展以外は見学無料。パースに限らず、メルボルンやオークランド(ニュージーランド)の美術館へ行ったときも感じたのだけれど、オーストラリア・ニュージーランドの芸術は、西欧の受け売りか、先住民のシンボルから構成された作品か、どちらかが殆どで、白人も、先住民の子孫も、自分のアイデンティティを、現在の彼らとは遠い世界(距離的・あるいは時間的に)の文化に頼り切っているように見える。それは芸術家の姿勢として理想的ではないように思えるけれど、この地の歴史を良く知らない素人が、とやかく言うべき話ではないだろう。日本だって、専門誌に取り上げられる芸術家のほとんどは、現代芸術も含めてアメリカか西ヨーロッパの芸術観の受け売りでしかなく、大衆の権威主義のおかげで立場を維持しているだけのこと。
美術館の別館は、昔、警察兼裁判所兼留置所だった建物を改装して使っているそうで、法廷のあった部屋はほぼそのまま残っていて、死刑台をモチーフにしたらしい作品(木で作られた、中が空洞で高さが人の背位あるの台の上に椅子が置かれている)が展示されていた。

博物館、美術館見学の後は持ってきたネットブックの電源を入れ、無料のHotspotにアクセスしてメールのチェックなど(オーストラリア、ニュージーランドでは図書館など公共の文化施設に無料のHotspot が設置されている。Perthでは、博物館の隣に図書館がある)。

日差しが弱まる夕暮れ時になってから(日差しの強さが半端じゃない。真夏の沖縄より強いかも?)、電車でフリーマントルへ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AB_%28%E8%A5%BF%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%A2%29
http://www.thewaguide.com/fremantle.htm
http://www.ne.jp/asahi/tabitabi/train/aus3.htm
普段はお洒落な店でにぎわっているらしいフリーマントルの街も、この日は元旦のせいか、駅前の店はほぼ100%休業。幸い、マーケットと、マーケット近くの通称”Cappuccino Strip”(カプチーノ通り)沿いの飲食店だけは大方営業していて、観光客でにぎわっていた。
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マーケットの中には、飲食はもちろん、様々なみやげ物やアクセサリ、大判写真のプリントといった美術品、更にはマッサージまで、恐らく100軒くらいの様々な店が軒を連ねているけれど、日用品の店はほとんどなく、縁日のような空間。何か珍しい食べ物はないかと探していると、インド系の人がやっている揚げ物屋を発見。厚手の餃子の皮にカレー味の野菜を包んだ揚げ物と、カレー味のマッシュポテトを揚げたような揚げ物を購入。二つで$4.5(360円位)。まずまずの味。
おやつも食べたし、街の写真も一通り撮ったので、Perthへ戻ろうと思ったけれど、まだちょっとお腹がすいていたせいかついフラフラと、 Cappuccino Strip沿いのピザ屋に入ってしまい、(ピザではなく)ジェラートを食べてから帰還。

Perth に戻り、再度美術館前で1時間ほどインターネットにアクセス。そのままホテルへ戻ろうとしたけれど、夕方たっぷりおやつを食べたのにまた、ついフラフラと、ホテル近くのケバブ屋に入ってしまい、ケバブロール($8.5)をテイクアウト(こちらではTake away と言う)。この旅で体重が何キロ増えたことやら・・・・(帰国後、体重が4kg増えていたことが判明)

フリーマントルへの行き帰りの電車の中で、改めて実感したのは、自転車持参で電車に乗って来る人の多さ。高島氏から、パースでは自転車を(折りたたまないで)そのまま電車に持ち込めるとは聞いていたけれど、ほんとに普通に自転車が持ち込まれて来る。見るからにツーリング用の自転車はもちろん、ママチャリに乗っているスカート姿の女性まで、自転車を押して電車に乗って来る。どの駅にもエレベータが完備されているから出来ることですが、人口密度が低い(と言っても人口100万人を超える都市なんですが)からこそ為せる技。うらやましいです。

続く

Perth報告その1〜その5はこちら
http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_4.html
http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_5.html
http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_6.html
http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_7.html
http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_8.html

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