さとうひろし 一有権者のブログ 

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zoom RSS 新聞(大手全国紙)に本当の事は載らないので(後編)

<<   作成日時 : 2010/05/27 22:52   >>

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http://hiroshi-s.at.webry.info/201005/article_11.html
から続く

この日のイベントでは、マスコミが報じようとしない事実が数多く報告されていま
したが、個人的に新発見だったのは・・・

1.戦争体験放映保存の会
http://www.notnet.jp/yoronsenjyohozonFrameset-01.htm
という、様々な立場の方の戦争体験を、一切の論評を加えずに(生の声を生のままに)収集・保存している非営利団体があること

2.(会場で配分されたチラシで知ったのですが)ドイツやニュージーランドの小選挙区比例代表併用制は、日本の併用制とは全く異なる。日本以外の国では、政党別の得票数に応じて、まず政党毎に議席配分が決まる(だから小選挙区で負けても最終的には得票数に比例した数の議員を国会に送り込める)。国によっては首長(市長や知事)を廃止して、議員から行政の執行責任者を選んでいる。
http://fusao.jp/

3.(志葉玲さんの報告より)イラクでは未だ人口の6分の1が避難民、人口の6分の1が孤児。国外の難民が190万人(いずれもイラク政府の公式発表)。民主化どころか国が崩壊したまま。

(海外では、オランダやイギリスで、イラク戦争を検証する独立委員会が出来ていますが、イギリスと共に、世界に率先してイラク戦争に賛成した日本では未だ検証委員会が発足していません。残念なことですが、日本の国会のモラルの低さを示す好例でしょう)


一方、こうした運動を如何に広めるかという観点から見ると、大きな課題の存在も、感じられました。

1.やっぱり雰囲気が暗い
内容は素晴らしいの一言に尽きるイベントでしたが、正直、会場入り口からはお世辞にも明るいとは言い難い雰囲気がにじみ出ていた印象のあったことは否定し難いです。どちらかと言えば、好き好んで場違いな所へ出向く癖のある私でさえ、足を踏み入れるのに少々気合が要りました。
こうした活動の、今までの経緯を知れば、仕方ないとは思いますが、「戦い」のイメージが強すぎるよな気もします。実態が戦いでも、「義勇兵募集」みたいな雰囲気になってしまうと、どうなのか・・?

権力による情報操作のせいだ何だと言っても、今の日本で私達が、世の中に何かを訴えるには、今時の、反体制アレルギーの上に無関心な大衆を相手に、プレゼンテーションする他、道が無い訳ですから。「第二言論」というネーミングも、自ら「私達はアンダーグラウンドです」と名乗っているような響きがあり、むしろ、「私達が本物。正統なジャーナリズムです」というイメージ(実態もそうなんですから)を明るく堂々とPRするネーミングの方が良いような気がしました。


2.アーティストをちやほやしてはダメ
講演者の一人である園良太さんが指摘した、立場が弱い者の言論手段として、落書き、張り紙、デモが事実上公認されている欧比べこれらが執拗に取り締まられる日本の異常さ(非民主性)は、その通りなのでしょうが、創造と単なる自己顕示の違いを考える文化が全くと言って良いほど根付いていない日本で、表面だけ欧州を真似れば、悪貨が良貨を駆逐するのは目に見えているのではないでしょうか?現状でも既に、誰かから借りてきたのが見え見えの「反戦」や「平和」の理屈で只の自己顕示欲を正当化する自称アーティスト達が腐るほど居るのに。

「反戦」や「人権」運動の認知を、ゼロ同然の状況からある程度高めるまで、いろんな人を活動に巻き込むための初期には、単純に「目立てば良し」が良いのかも知れませんが、ある程度認知が広まった後は、表現と称する身勝手な活動は、運動の社会的信用を却って落とし、運動の広まりを妨げるのではないかと思います。
アーティスト同士が、何のために、なぜ、そういう表現を取らなければいけないのかを、真摯に議論し合う風土(いい加減な輩は自然淘汰される風土)を育てなければ、アーティストが平和運動や人権運動の広まりに、継続的に貢献できる状況は生まれないでしょう。


3.若い人が寄って来ない
1.と根は同じ問題かも知れませんが、会場に居た人の8〜9割は、どう見ても40代以上。3〜5割は高齢者。これでは先がありませんが、今回のイベントでも、従来なら一同に会することなどなかったベテラン左翼と、ベテラン右翼と、そのどちらにもあまり関心の無い、若い「反戦」「反貧困」運動家が集められるなど、行き詰まりを打開しようとする動きはあるようです。大きな流れを作るために、いろんなスタンスの人を集めると、2.で述べたような弊害も起きてしまうので、話は簡単ではありませんが、これからは、権力に対して説明責任の実行を求めてきた人達自体の、社会に対する説得力や説明責任が、運動の成否により大きな影響を与えて行きそうな気がしました。


参考:
第二言論サミット講演者一覧(登場順)
林克明(ジャーナリスト)、三宅勝久(ジャーナリスト)、寺沢有(ジャーナリスト)、黒薮哲哉(「新聞販売黒書」主宰)、志葉玲(ジャーナリスト)、阿部めぐみ(新宿西口 反戦スタンディング)、西田まりあ(市民の意見30の会)、園良太(元編プロ、今アクティビスト)、早川由美子(自主映画製作者)、増山麗奈(画家)、大田光征(「平和への結集」をめざす市民の風)、長野厚男(教育ライター)、伴英幸(原子力資料情報室共同代表)、宇賀神寿一(救援連絡センター「救援」編集長)、小林蓮実(インディユニオン書記長)、清水直子(ライター、フリーター全般労働組合執行委員)、コールさとう(学芸家・大学非常勤講師)、木村三浩(一水会代表)、中田順子(戦争体験放映保存の会事務局長)、わかち愛(詩人、レイバーネット川柳班)、鈴木邦男(著述家)、山崎康彦(ブロガー「杉並からの情報発信です」)、矢崎栄司(ジャーナリスト アースワークルーム代表)、村岡到(プランB編集長)

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