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zoom RSS 対米隷属と沖縄差別を世界に示した鳩山政権(無意味な安全保障策) 6/7加筆修正

<<   作成日時 : 2010/05/29 01:55   >>

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日本の安全保障には何ら貢献しない米海兵隊の、沖縄残留を選んだ鳩山政権が世界に示したことは、日本政府は自国の安全に関係なくアメリカ政府の言うなりで、そのために沖縄の人々を犠牲にするのは厭わないということです。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20091215-481540/news/20100528-OYT1T00983.htm
http://mainichi.jp/photo/news/20100529k0000m010087000c.html
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/396816/


実際には、米海兵隊の沖縄残留は、自民党政権時代の日本政府がアメリカ政府に持ちかけた可能性が非常に高く、日本政府は、少なくとも普天間問題に関しては、日本の安全保障には関係ない利権のために、沖縄の人を犠牲にしている公算が高いのですが、今回の鳩山政権の決定は、海外からどう見えるかを考えると、日本の将来の外交、とりわけ東アジア地域での立場に、大きな悪影響を及ぼすのではないかと思います。

中国との大陸棚資源争いや、韓国との竹島領有権問題など、現在の日本が抱える現実的脅威は、全て日本が実効支配する領土・領海の外で生じており、冷戦時代の領土・領海保全を念頭に置いた日米安保条約自体が、現実的な脅威に対し無力になりつつあるのが現在の極東情勢です(事実、大陸棚問題についても竹島領有についても、アメリカ政府は中立)。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/7009/mg98xl02.htm
その上こうした現実的脅威に晒される対象は、攻守双方にとって貴重な経済資源でもあり、双方の利害が対立する地域を戦場にしてしまっては元も子もないという点で攻守双方の利害は一致しています。

このような現実の中でさえ、日本政府がアメリカ政府のいいなりになる(ように見える政策を日本政府自体が維持している)状況は、日本は主体的な外交を放棄したということ、言い換えれば、アメリカ政府が黙っている問題なら、日本を力ずくで押さえても、世界の誰も文句を言わないというサインを、世界中に発しているようなものです。

自分が気に食わない事を誰かが言えば、事ある毎に「国辱」「売国奴」などと罵る自称「保守」な方々の大半が、今回のような国益を損なう決定に、黙っている(か賛成している)のは、いったいどういうことでしょうか?

安全保障でも何でもない利権のために、特定地域の人たちだけに犠牲を強いる現在の日本政府に、「人権」を語る資格は無いでしょう。これも、日本という国家の国際的信用を損なう結果につながると思います。


政府(閣僚)はこれまで、
在日海兵隊の安全保障上の効果について、一度も説明したことがない


点に要注目です。

在日海兵隊の効果について質問が及ぶと、すべて在日米軍全体の効果に話をすり替え返答している

点も、海兵隊の沖縄残留が、安全保障以外の目論見で決められた事を裏付ける状況証拠でしょう。
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/7599557451d1271d84f064e8cc56ed24
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2010/05/post-4d44.html

また、米海兵隊の沖縄残留を必要とているのは、日本でもアメリカでもなく、韓国である可能性もあります。
http://mainichi.jp/photo/news/20100530k0000m010063000c.html


実際米国側からも、普天間問題の日米合意には疑問の声が挙がっています。
http://www.youtube.com/watch?v=5KZVdGsWeV4
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-162535-storytopic-53.html
http://diamond.jp/articles/-/8060

(5/30追記):アメリカ政府が辺野古の海兵隊基地に固執しているのは、戦略上の理由ではなく、日本の経費で沖縄に新基地を作らせないと、沖縄の海兵隊をグアムへ移転させる予算が、議会で承認されないという事情があるようです。では、日本人の税金で辺野古に作る新基地は、誰が使うのか?その点について日米両政府とも説明をしていないのが現状です。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100529ddm003010059000c.html?inb=yt

(6/1追記):インターネット上で公開されている、2006年「日米ロードマップ」および2009年「日米合意」の問題点解説
http://www.city.ginowan.okinawa.jp/2556/2581/2582/37840/37844.html
http://ishtarist.blogspot.com/2010/05/blog-post_31.html





普天間問題については私のブログでも何度か説明しているので、よろしければご参照ください
http://hiroshi-s.at.webry.info/201004/article_6.html
http://hiroshi-s.at.webry.info/200912/article_3.html
http://hiroshi-s.at.webry.info/200911/article_5.html

5/30追記:
日米安保(在日米軍)が現実的脅威には無力だからと言って、私は日本の軍事力強化を支持している訳ではありません。武力で権益を守るという発想が非現実的だと思っています。
人口1億に過ぎず、既に経済力のピークを超え今後も高齢化と人口漸減が続く国が、人口10億を超え、あと半世紀程度は経済力の増大が予想されている国と、力で張り合おうとする発想に、現実味があるでしょうか?

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
結局のところ基地は必要?不必要?
そもそも中国と争っても勝ち目ないから、
沖縄の在日米軍の方に帰ってもらっても、結果は同じってこと?
ねこ
2010/06/01 11:10
>沖縄の在日米軍の方に帰ってもらっても、結果は同じってこと?
大雑把に言えば、そうだろうと思います。もちろん実実際には、自衛隊の運用や予算・人員配分の優先順位の再調整が必要でしょうし、在日米軍に出て行ってもらう前には、どういう成り行きで出て行ってもらうかというシナリオ作りも必要です。

日本が世界から孤立するのではなく、より中立的なスタンスで国際社会に貢献するというメッセージを世界に送るのが、これからの安全保障政策の基本だと思いますし、日本がアメリカから自由になることで、(軍備強化や核武装に走り)再びアジア各国にとって脅威になるのではないかという懸念を持たれる(あるいは他国からそのように宣伝される)事態は、当然のことながら絶対に避けなければいけません。
さとうひろし
2010/06/02 00:27

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