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zoom RSS 日英の大きな違い(イラク戦争検証)

<<   作成日時 : 2010/10/04 20:25   >>

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先週の金曜日、ジャーナリスト志葉玲さんの報告会を聞いてきました。
http://reishiva.exblog.jp/14051302/
http://iraqwar-inquiry.net/?p=678840427
内容は、イギリスで進められている、イラク戦争検証についての視察報告会。

イギリスで、イラク戦争の検証が始まっていることは以前から知っていましたが、その検証で行われた公聴会のビデオから、当初機密扱いだった公文書から、政府高官同士のEメールまで、検証委員会の決定があれば原則全てホームページで世界に公開されるとは知りませんでした。公聴会で嘘ついても、資料が次々公開されるので、すぐにばれてしまうそうです。
http://www.iraqinquiry.org.uk/

英国の場合、枢密院という、形式的には議会より上の立場の組織があり、今回の検証はその仕組みをうまく使っているらしいですが(検証委員の主要メンバーは枢密院のメンバー)、こういう大掛かりな検証を始めるまでには、やはり何年もの紆余曲折があったそうです。また、世論の支持も大きかったそうで、イラク戦争参戦を決定したブレア元首相は先日自叙伝を出したものの、表に出ると暴徒が押しかけかねないので、サイン会の類は全く開けない情況だそうです(志葉玲さんの話によると)。

そして、検証を通じてこれまで分かったことは、

イラクに大量破壊兵器など無いことも、もしイラクを攻撃すれば、イスラム教徒同士の内戦(テロの応酬)になることも、国連決議1441だけでイラクを攻撃すれば国際法違反(侵略)になることも、英国政府内では、事前に報告が上がっていたそうです。けれど、米英両政府はそれを知りながら戦争を強行した上に、アメリカ政府はよりによって、過激なイスラム教勢力を警察や新生イラク軍にしたものだから、イラク全土に虐殺や略奪が蔓延してしまったそうです。

オランダにもイラク戦争の検証委員会があって、こちらは既に、「イラク戦争開戦は誤り」「イラク戦争への参加は違法だった」という結論が出ているそうです。

日本も、イラクに派遣された自衛隊輸送機の主要な積荷が「米兵」だったので、日本もイラク戦争参戦国の一つです。日本でもイラク戦争検証は不可欠でしょう。官僚や政治家達が、国家権力のなすべき事から大きく逸脱した(疑いのある)決定を下したときには、たとえ国家機密であっても、(公人の)私文書であっても、検証のために国民の公開されるという前例を作っておくことは、国民の生活や安全を守る上で、非常に重要だと思います。


ちなみに、日本での検証実現を推進しているグループがこちら。
http://iraqwar-inquiry.net/
国会では、斉藤つよし衆議院議員が精力的に動いているそうです。
http://www.tsuyoshi.or.jp/

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