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zoom RSS 1/25追記:恐るべき新世代

<<   作成日時 : 2011/01/23 01:59   >>

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昨夜、斉藤ネコカルテット(通称ネコかる)のライブを聴きに行ったときのこと。

リーダーの斉藤ネコさんが、客席から強制的に舞台に引っ張り上げた女子大生(ネコさんの後輩)二人、とんでもない子達でした。

ゲスト出演のさがゆきがステージでインプロヴァイゼーションを始めれば、すっとその中に入って行く。それも、さがゆきの即興ワークショップに参加する生徒達のレベルではなく、さがゆきのライブの共演者レベルで。ピアノの子は難無くさがゆき(ジャズ系ヴォーカルの中でも際立って譜面から自由な表現で歌う)とネコさん(クラシックからヘビメタまで百戦錬磨)とでジャズトリオの演奏をしっかりこなす。ヴァイオリンの子はさがゆきの「5月の風」を、初見にもかかわらず 、さがゆき特有の音の持って行き方を先読みするようなソロを展開。

ネコさんからは終演後、「(二人共)もっとちゃんと歌を聴きながら演奏しなくちゃ駄目」とダメ出しを食らっていた二人ですが、ネコさんが社交辞令でごまかさず、思わず本気で指導してしまったほどのポテンシャルの高さ。
ヴァイオリンの子は強弱の繊細なコントロールに長け、ピアノの子は間の取り方を見極める直観力が長けている。
(ヴァイオリンの子は、ソリストのコンクールに何度かエントリーした経験がある様子で、ネコさんはクラシックの世界から足を洗おうとしていた彼女をたしなめていた。クラシックの世界とそれ以外の世界の両方で結果を出せと。)
終演後、彼女達は早速さがゆきにスカウトされました。
http://www.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=28777&log=20110122
http://photozou.jp/photo/show/597739/65022249

1/25追記:彼女達とさがゆきの初回ライブは、3月11日(金) 二子玉川のバー「ライラ」で開催決定
       http://lialeh.net/


まだ駆け出し、のポジションにすら立ってない子達の中でこういう人材が出てきてしまうと、ライブ通いしてる人なら誰でも知ってるあの人、この人・・名前は挙げませんが、ベテラン勢の恐らく半分以上は居場所を失うでしょう。
私が去年の8月に新宿ピットインで聴いた、世界的に活躍中(という触れ込みの)女性ピアニスト達など、表現力(描ける世界の広さ)では今夜舞台に上げられたピアノの子の足元にも及びません。

最近は、ジャンルを問わず、ものすごい力を持った若手がライブシーンに登場し始めているようで、日本の若者達の音楽的ポテンシャル(潜在能力)が、もの凄い勢いで底上げされて来ているのかも知れません。ライブハウスのオーナーや、音楽業界を仕切っている人達に音楽を聴く耳があるのなら、あと10年もしないうちに、日本の音楽シーンの主役は、どのジャンルでもすっかり入れ替わると思います。


ちなみにこの日の主役である斉藤ネコカルテットの演奏ですが、ネコさんにとっては一番やりやすい客の入り(かつ客層)だったようで、オープニングからやりたい放題。

ひたすらユルユルでサムいMCがだらだらと続き。客席が静まりかえれば「こういう空気好きだな〜」と言い放ち、演奏もひたすらユルユル。

ですが、このユルさが曲者で、全て意図的にコントロールされたもの。並大抵の演奏技能では洒落にならない構成。そして、ゲストが参加する2nd.ステージは正攻法で本領発揮。ネコさんのライブでは毎度のことらしいですが、ネコさんのライブは本番前、出演者達がやるのはリハーサルじゃなくて宴会。本番は初見演奏当たり前。それでも決めるとなったらきっちり決める演奏。

かなり洒落の分かる人向けのライブですが、クラシック音楽業界の第一線で活躍している人達が、クラシック音楽の固定観念から自由になると、どれだけ凄いか、というのが良く分かるライブでした。

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