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zoom RSS 足元を見据える所から表現は生まれる

<<   作成日時 : 2011/02/08 22:29   >>

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昨日たままま通りがかりに見つけたのですが、
房総半島の館山で、シーカヤックとスキンダイビングのサービスを営んでいる、久保誠さんの水中写真展、素晴らしい内容でした。

新宿のエプソンショールームで2/10まで開催中の写真展
http://www.epson.jp/epsite/special/special_06.htm

ウエブ写真集(IE非対応だそうです。google crome や firefox などのブラウザでご覧ください)
http://web.me.com/ashibiyo_ra/kumakos_photography/top.html

素潜り写真道(ブログ)
http://ashibiyora.exblog.jp/

久保誠さんのお店のホームページはこちら
http://ashibiyo-ra.ms-n.com/

フリーダイビングを楽しむ人を海中で撮影したポートレートが中心。観光ガイドやダイビング雑誌に載っているいるような、真っ青な海ではないし、被写体のコントラストからすると、海水の透明度もまちまち。ストロボ無しの撮影なので、サンゴ類の鮮やかなオレンジやピンクの色も出ていない。なのに一点一点に、しっかりとした存在感と落ち着きがある。色彩が、ほとんど海の色一色のせいか、ヒーリング系の本にありがちな写真の軽薄さが無い。

実はこれがリアルな海中の風景。南の海へ行ったって、いつでも海がコバルトブルーなわけじゃない。旅行雑誌やダイビング雑誌で良く見かける鮮やかな色彩の海中風景は、海の透明度の良い日を狙って撮ったり、強力なストロボ光を当てて色彩を際立たせたカットも多い。 私達がなにげなく、”海中の自然の風景”と思ってしまう景色は、実はメディアから刷り込まれた固定観念だったりする。

久保さんの写真は、(従来の海中写真らしさをなぞらず)、自分自身が日常で体験する景色を真正面から受け止めているから存在感がある。 水に潜っている人を被写体にしている点も、スクーバダイバー(タンク背負って潜る人)が撮影した写真を見慣れた目には、恐らく目から鱗。陸上では誰もが普通に撮るスナップ写真やポートレートを、スクーバダイバー達はほとんど撮らないし、メディアも”水中写真”として取り上げない。これも固定観念の典型。

自身の日常の営みから離れて表現しようとしても存在感が生まれないのは、、写真や絵だけでなく、音楽でも同じでしょう。
刷り込まれた”らしさ”を追う活動に命は宿りません。それはジャズでもロックでも、クラシックでも現代音楽でもなく、フリーでも、即興でもなく、只の猿真似、ならまだマシな方で、大抵はアーティスト”ごっご”。世間的には「芸術」とされているクラシック音楽や現代音楽も含めて。

”ごっこ”に明け暮れる人生は、年齢を重ねるほど空しくなります。自由な表現を求めていたつもりが、気がつけば、同じ仲間と同じ遊びでツルんでいることしか出来なくなっている。それはかつての、麻雀、ゴルフに明け暮れたサラリーマン達と何ら変わりはない生き方。

そうならないよう、気をつけたいものです。

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