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zoom RSS アートシーンなんて無い方がいい?

<<   作成日時 : 2012/03/17 03:17   >>

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昨日、西荻窪のギャラリーで見た個展、タイトルは「グローバル社会におけるわが国の限界と障壁」という立派なもの。

作品制作の趣旨説明には、「わが国のグローバルにはいくつかの大きな問題点や摩擦が無い訳ではない。私は90年代初頭から作品を通じて、この問題に警鐘を鳴らして来た。しかしながら当時の社会では・・・再度日本社会に対して問題提起するものである」と立派な志説明が続く。果たしてその問題提起とは

日本映画界の”前バリ”のサイズがグローバル化されておらず、出演者だった某米国有名男優が激怒した・・・
等々、何のことはない、漫才のボケネタの出来損ない。

要するに、発想・思考プロセスはお笑いのネタ作りそのものだれど、演芸のステージで真剣勝負するのを避けて、アーティストという肩書きと能書きで、自分が目立てそうな居場所を作っているだけ。

視覚・聴覚表現を問わず、真剣勝負から逃げていい気分に浸りたいだけという、逃げ道”アート”など、(困ったことに)今の日本では、そうでないアーティストを探すのが大変な位ありふれていますが、救いようが無いのは、ギャラリーはじめ、アートを支援したり広める側の人間達が、そういう輩をアーティストとして祭り上げている点。自由と、逃げ口上(言い訳)の区別を世に問う責任感が欠如している点。

この個展も、アーティストの支援者を自負する知人の紹介で行っただけに、日本のアートシーンの水準(志)の低さを、改めて痛感させられました。

私が、あるアーティストをずっと応援し続けているのをご存知の方も多いかと思いますが、視覚・聴覚表現を問わず、日本のアート・シーンとか、アート業界の類は、一度跡形も無く壊滅してしまった方が、むしろ文化が育つかもしれないと、正直思います。

逃げ口上を並べ立てる輩が珍しくもない、どころか数の上では多数派かも知れない集団を、何で世間が相手にしなくちゃいけないのか、ましてや何で応援しなくちゃいけないのか?

アートシーンが絶滅し、「アート」とか「芸術」とかいう枠組(カテゴリ)が日本では忘れ去られてしまった後、アーティストとか芸術家とか言う肩書きを名乗らないでも、その生き様が、人々の心を揺り動かすような人だけが、語り継がれる存在になればいいのではないかと思います。

芸術表現に限らず、どんな人生を歩もうと、自由の探求イコール、自身を問い詰め(逃げやごまかしが無いか!)続けるプロセスだと思います。


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昨年の展示ではご感想をありがとう
ございました。
とても参考になり、また、大枠では
展示後の私の感想と同意見でした。
2013年5月20日(月)より同じ場所で
展示を行いますのでご都合がよろしければ
ぜひ足をお運びください。
今回のタイトルは
「あの頃、ぼくのすべてだったもの」
です。よろしくお願い致します。
↓詳細です
http://design-combi.com/NEWS.html
本田まさゆき
2013/05/18 18:33

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