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zoom RSS 攻殻機動隊に投影された現代

<<   作成日時 : 2013/12/15 03:06   >>

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世界的にも広く知られている日本のSF漫画、攻殻機動隊シリーズは、コンピュータ・ネットワークと自分の脳をダイレクトにつなぐことができ、身体も自由にサイボーグ化できる社会を舞台に描かれていますが、そこで描かれている物語は遠い未来の話ではなく、今私達が暮らしている現代社会のようにも見えます。

小さな頃からインターネット検索やクラウドサービスに頼った生活してると、リアルな自分の記憶があやふやになってしまわないでしょか?攻殻機動隊シリーズでは、ネットに接続された脳の記憶が、ハッカーによって書き換えられてしまう「擬似記憶」や、ハッカーによって幻覚や幻聴が引き起こされる「疑似体験」がしばしば登場しますが、現在でも、スマートフォンに蓄えた情報をハッキングされて書き換えられたら、本当は経験してないことを、経験したように勘違いしてしまったり、逆に、実際に経験したことを、思い違いのように勘違いしてしまう、「擬似記憶」現象が、起きるのではないでしょうか?ましてや、日記ではなく、写真やビデオのデータを書き換えられたら。

私自身の経験でも、昔、山に登った時、写真を撮るのに夢中になり過ぎて、登頂前後の数時間のことが、全く思い出に残らなかった経験があります。

アニメ版の最新作”攻殻機動隊 ARISE border2”では、擬似記憶を使った冤罪事件が物語の鍵になっていますが、現在でも、政府が個人情報を操作すれば、冤罪は簡単にデッチ上げられます。出生地、生年月日、性別、家族構成、公的資格、犯歴、医療機関受診歴など、現在既に行政の管理下にある個人情報はたくさんありますし、公権力がSuicaなど交通系カードの情報を不正に改ざんすれば、行動履歴も捏造でき、クレジットカード情報やネット通販の購買歴を改ざんすれば、消費行動の捏造も出来ます。

さらに攻殻機動隊の原作は、80年代末に連載が始まったにも関わらず、描かれている未来の日本は、国軍が復活し、公安は、警察の管轄から、軍と共に復活した内務省の管轄に。公安9課は白昼堂々の殺人が許されています。これは現在”保守”と呼ばれている(80年代以前の保守とは全く異質な)勢力が主張する、望ましい国家像と良く符号します。そして国家の安全を守るはずの公安9課の敵の背後には、必ず国家権力が。 


攻殻機動隊シリーズで描かれている社会は、私達の生活とも、無縁ではないと思います。

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