Perth報告その4(サバンナのような牧草地の果てに)

2009年12月30日
パース滞在4日目。風が強く曇りがち。雲が空の低い所を流れている。近くを低気圧が通過しているらしい。気温も低く、恐らく20度ちょっと。この日は当初予定していたパース南方でのダイビングを止め、パースの北250kmほどの所にある奇石の名勝、Pinacle Desert へ。
http://translate.google.com/translate?hl=en&ie=UTF8〈pair=en|ja&u=http://www.dec.wa.gov.au/content/section/33/1558/
http://www.topticketwa.com/pinnacles.html
http://www.thewaguide.com/pinnacles.htm

パースから30分ほど北へ進み、一昨日訪れたSwan Valley を通過すると集落はなくなり、潅木に覆われた大地か、まるでサバンナのように広大な牧場が見渡す限り広がっている。
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パースを出て2時間ほど進んでから立ち寄ったガソリンスタンド兼レストランの敷地には大きな鳥小屋があって、大小様々のインコを飼っていて、鳥小屋の周りにも、野生のインコが集まっていた。オーストラリアならではの風景。更に30分をほど進むと、丘の上にある数十基の風力発電用風車が目に入った。高島氏によると、パース周辺は、世界屈指の、強い風が安定して吹く地域だとのこと。
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 出発から3時間。ようやく、 Pinacle DesertのあるNambung National Park の入り口に到着。 Pinacle Desertの駐車場まであと5km. さきほどまでの、潅木か牧草ばかりの風景とは違って、Nambung National Parkには小さな砂丘が点在している。
 更にPinacle Desertへ到着すると、白い砂で出来た周囲の砂丘とは違って、この一帯だけ、赤みを帯びた黄土色の砂の上に、とんがった岩が並ぶ不思議な風景が広がっている。
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(Pinacles の写真は、世界中の旅行代理店や旅行者が、インターネット上で公開しています。興味のある方はサーチエンジンで、"Pinacles West Australia"というキーワードで検索してみてください。)

Pinacle Desertの砂はかなり大粒で、砂というより岩を細かく砕いたような印象。砂の上に立つ岩石も角が鋭く尖っていて、大きな岩が風化ではなく、端から割れていって、現在のとんがり帽子のような形になったのかも知れない。岩は場所によって、黄土色、茶色、グレーなど、様々な色をしているものの、どれも表面に無数の細かいくぼみがあり、見るからに脆そうな岩ばかり。岩の周りには、岩から剥がれ落ちてからあまり年月が経っていないらしい、軽石のような小さな破片がたくさん落ちていた。木の枝のような形の破片が多く、何かの化石のようにも見えた。
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駐車場近くのギャラリーに、Pinacle Desertの岩について解説しているらしいパネルがあり、古代の動物の化石がどうのこうのと書いてあったように思えたのだが、辞書を片手にきしんと訳しながら読む時間はなく、石のかけらについては未確認のまま、Pinacle Desertを後にした。
(帰国後インターネットで調べた所、Pinaclesの奇石は、太古の沿岸部にあった原生林の根の周りに堆積した石灰岩だそうで、樹木が風化で消えた後、石だけが残ったと考えられているそうです)

帰路では、行きに給油したガソリンスタンド兼レストランで軽いランチ(といっても時刻は午後5時近く)。ついでに野生のインコの写真も撮ってからパースへ向けて出発。
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夕食は、一昨日夕食を採った、高島氏自宅近くのパブの隣にあるレストランで。
http://www.mullaloobeach.com.au/
http://www.mullaloobeachhotel.com.au/index.php
シーザースサラダ($17)と焼きカボチャのリゾット($22)を高島氏と二人でシェア。安くはないけれど値段だけの価値は十分にあるおいしさ。日本で同じレベルの食事をしても、やっぱりこの位の値段になるだろう。それに、どこのレストランやバーでも、シンプルな葉っぱのサラダが美味しい。日本と比べて、鮮度の良い野菜が安く流通しているような気がする。
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店内の席はぼぼ満席。一昨日と同様、客の殆どが白人。有色人種は私達も含めて数十人に一人。ほとんどが4~5名以上のグループで、近所の人達や親戚が集まっている(あるいは合コン?)感じだけれど、若い女性はパーティーで着るような露出度の高い衣装を着ている子が多く、お化粧もしっかり。ただし濃い色使いは控えたメイクで、化粧で人目を引くような子は居いなくて、皆、(普段の夕食とは違う)ディナーを楽しみに来たという雰囲気。男性の着ているシャツも色褪せていない(何度も洗濯したものは着ていない)。日本(の東京界隈)で言うと、自由が丘や二子玉川界隈の、女性向けの雑誌に載るような、ちょっとお洒落なレストランに来たような感じで、個人的には、ちょっと場違いな所へ着てしまったかなという感も無きにしもあらず。ナイフ・フォークの使い方もこなれているし、この店に集まる人達は、庶民とはちょっと生活水準が違う人達なのかも知れません。

パースへの帰りも一昨日と同じく電車。高島氏と駅で別れてから、切符を買おうとすると、小銭が足りない。紙幣も切らしてしまった(こちらの券売機は小銭しか使えない。おまけに無人駅)。とりあえず手持ちの小銭で買える切符で乗車し、パースに着いたら駅員さんに(クレジットカードで清算できないか)掛け合ってみようと思っていたら、パース駅の改札には駅員の姿は既になく(夜10時過ぎに着いた)、居るのは警備員だけ(彼らは乗客の持っている切符のチェックはしない)。ラッキーでした。

続く

Perth報告その1~その3はこちら
http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_4.html
http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_5.html
http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_6.html

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