短文投稿:産業革命遺産と松下村塾

日本政府がユネスコに申請した、産業革命遺産の内容について。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/yuushikisya/kadouisan03/singigaiyo.pdf

日本政府は、「萩の産業遺産群」と、ぼかしていますが、その具体的内容を見ると、この”群”の中には、産業遺跡とはほど遠い、松下村塾が、しっかり組み込まれています。
http://www.city.hagi.lg.jp/site/sekaiisan/h6081.html

松下村塾は、吉田松蔭が、暴力(今で言うテロとクーデター)による倒幕と、自分達が主導権を握りながら表向き天皇を立てる「尊皇」と、西欧と武力で戦う「攘夷」、更には琉球・アジア諸国の植民地支配を説いた場であり、彼(と、彼の死後彼を神格化して政治利用した長州藩)にとって、近代産業育成は、その手段のひとつに過ぎません。
http://harada-iory.cocolog-nifty.com/seikoudoku/2008/09/post-c5cc.html
http://blog.nihon-syakai.net/blog/2012/08/002325.html
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150405/dms1504050830004-n1.htm
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11798172.html


今回、日本政府がユネスコに申請した”産業遺跡”の狙いが、日本の工業化史の保存・継承そのものではない点に、注意する必要があると思います。

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