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zoom RSS 狙いは伝統捕鯨保護ではなく利権目当ての外洋捕鯨

<<   作成日時 : 2018/12/30 01:01  

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12月20日、日本政府がIWC(国際捕鯨委員会)から脱退すると、国内各紙が報じたことについて、あたかも日本国内の沿岸捕鯨を守るための脱退であるかのような解説も出回っていますが、脱退の経緯を見ると、日本政府の狙いは、日本で昔から行われている捕鯨の保護ではなさそうです。

IWC内では、日本に対し、沿岸捕鯨については容認する妥協案が、何度か提示されたにもかかわらず、日本政府がこれを拒絶していた事は、昨年、参議院で山本太郎議員が追及しています。
http://www.taro-yamamoto.jp/national-diet/7243

一部の新聞では、伝統捕鯨が盛んだった、下関(山口県)や、今でも沿岸捕鯨が行われている太地町(和歌山県)が票田の、安倍晋三首相と、二階堂俊博幹事長の意向で決まったと、あたかも古くから続く沿岸捕鯨を保護するためであるかのような報道も散見されますが、現存する沿岸捕鯨は、イルカと呼ばれる小型の歯クジラ狩りで、日本政府が、調査捕鯨に固執してまで狩り続けた、ヒゲ鯨ではありません。

日本政府(=自民党)の狙いは、どう考えても日本の沿岸捕鯨の保護ではなく、外洋でのヒゲクジラ狩りで、一部新聞にも、今後は沿岸捕鯨ではなく、釧路市や太地町を捕鯨拠点にした、ミンククジラ(ヒゲクジラ)捕獲などが期待されていると、書かれています。
https://www.sankei.com/politics/news/181226/plt1812260035-n1.html
https://www.j-cast.com/2018/12/26346951.html

けれど、日本国内の鯨肉需要自体が低迷していることが再三報じられ、捕鯨の採算性が疑問視されている中、
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20181227-OYT1T50111.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018122702000187.html
http://www.alterna.co.jp/25799


なぜそこまでして、日本政府は外洋捕鯨に固執するのか?
国民の生活のためではなく、安倍、二階堂をはじめとする捕鯨関係議員と、捕鯨予算で役職を維持している、官僚達の利益のためという指摘が、出ています。
https://1ovely.com/whaling/
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-35529672

採算が取れない事業を強行するには、商業捕鯨ではなく、血税(補助金)を使って事実上の国営捕鯨をやるしかありませんが、どうも、採算性があるかのように見せるためのシナリオも、用意されているようです。
日本政府のIWC脱退を、容認する立場の、あるツイッターユーザーは、上述の、山本太郎議員の国会質疑について
「沿岸捕鯨へのシフトは必須と、そう考えるのに無理はありません。
また、需要は肉が美味いとされているミンククジラへの鯨種の転換と共に、イスラム社会への販路が出来たので、時期的にも今が最良なのでしょうが、彼はそちらは意図的なのか触れていません。」
と、マスメディアでは報じられていない、ミンククジラ肉の、イスラム圏への輸出を示唆していました。
https://twitter.com/Coenobita/status/1078551579765092353

そこまでして、官僚の捕鯨利権を守りたいのかと、あきれてしまいますが、問題は、官僚・政治家のために野生動物を殺戮する、反社会性だけではありません。

水俣病の資料調査を続けている、熊本大学名誉教授の入口紀男氏(工学博士)は、北太平洋の魚介類について、メチル水銀濃度が初期の水俣湾に近いと、警鐘を鳴らしています。魚介類のメチル水銀汚染は、食物連鎖の上位に居る種ほど、高濃度に濃縮されるので、海洋の食物連鎖の上位に居るヒゲクジラも例外ではありません。
http://www.asoshiranui.net/minamata/com06.html

入口氏は、今回の、日本政府のIWC脱退表明を受け、フェイスブック上で改めて、北太平洋のクジラは、食べるにはメチル水銀含有量が高すぎると、警鐘を鳴らしています。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2749054708468635&set=a.466830063357789&type=3&theater

入口氏は、メチル水銀の致死量が2.9ミリグラムであることから、魚介類を何g食べると死ぬか(致死量)が算出できると考え、下記のように述べています。

引用はじめ

市販の魚介類のメチル水銀含有量は「最大」 0.4 ppm(mg/Kg)であり得るので、魚介類を食べたときヒトがそれによって死ぬことがあり得る「最小」の致死量は 7.25 Kgです。クロマグロ(ホンマグロ)のメチル水銀含有量は「平均」 0.7 ppm(mg/Kg)、最大 6 ppm(mg/Kg)なので、それを食べたとき、その最小の致死量は 483g、「平均」の致死量は 4.14Kgです。マッコウクジラのメチル水銀は平均 2 ppm(mg/Kg)、最大 4 ppm(mg/Kg)なので、その最小の致死量は 725g、平均の致死量は 1.45Kgです。バンドウイルカのメチル水銀は平均 20 ppm(mg/Kg)、最大 35 ppm(mg/Kg)なので、その最小の致死量は 83g、平均の致死量は 145gです。
 クジラ類(クジラ、イルカ)はメチル水銀含有量の「平均値」が高く、「最小」の致死量と「平均」の致死量が近いので、特に要注意です。

引用おわり

商業捕鯨の強行は、無用な野生動物殺戮という点で反社会的なだけでなく、人類にとっても危険があります。










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