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宮城県警が物証も動機もないまま検挙し、警察の客観性に乏しい鑑定で有罪が確定してしまった冤罪、いわゆる仙台筋弛緩剤中毒事件ですが、 http://homepage2.nifty.com/daisuke_support/unfair.htm http://www.news.janjan.jp/living/0712/0712066763/1.php http://www.hh.iij4u.or.jp/~iwakami/past.htm http://miyaginouka.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-cd9b.html 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科の池田正行教授が、この冤罪が生まれた経緯を医学的見地から詳しく解説しています。 http://eritokyo.jp/independent/post-col001.htm http://square.umin.ac.jp/massie-tmd/nmodraft.pdf この冤罪事件では、亡くなった方の診察記録は、筋弛緩剤中毒を疑わせる記載が全くなかった(それどころか、他の原因による死亡と判断されていた)にもかかわらず、患者さんを診察していない医師(当時東北大学医学部麻酔科教授であった橋本保彦氏、他)が、検察側の証人として筋弛緩剤による死亡を主張したそうです。しかしおかしなことに、これら検察側証人の鑑定書は一切作成されていないそうです。つまり彼らは証言の根拠を記録に残していません。更に不自然なことに、筋弛緩剤中毒を主張した証人は全員、東北大学関係者だったそうです。一方、後年行われた症例検討会では、この事件で筋弛緩剤の使用を疑う見解を表明したのは、約1000人の医師のうち、わずか0.2%だったそうです。 http://square.umin.ac.jp/massie-tmd/sendaimori.html http://square.umin.ac.jp/massie-tmd/ysnouso.pdf また、北陵クリニックは、事実上のオーナーである半田康延・東北大教授が発明したFES治療※(機能的電気刺激)の実験のため、国から20億円、県から30億円もの補助を受け、理事には地元医師会だけでなく、県内有力企業が名を連ねていることが、これまでに報道されています。こうした経緯を見ると、 東北大学関係者が、同クリニックでの治療成績を隠すため、宮城県警と口裏を合わせ、事件を創作した可能性も、否定はできません。 http://yukikaze0808.blog.so-net.ne.jp/2009-01-29 更に、この事件の裁判で、大阪府警科学捜査研究所が行った鑑定も、手法が世界標準とは異なる特殊な手法だったそうで、その信頼性を検証できないばかりか、同所では試料を全量使い果たし、再鑑定が出来ないようにしていました。この鑑定に必要な資料は1mlほどだそうで、試料を全量使い果たす必要性は全く無く、大阪府警科学捜査研究所は、実際には鑑定を行っていないにも関わらず、鑑定を行ったかのような偽証を法廷で行い、更に証拠隠滅のために、試料を廃棄した疑いが持たれています。 http://www.jicl.jp/now/saiban/backnumber/sendai.html http://miyaginouka.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-cf9f.html 法的に言うと、 大阪府警科学捜査研究所は国家公安委員会規則中の犯罪捜査規範第186条を無視し、証拠隠滅を図った疑いが持たれている そうです。 この事件以外にも、例えば足利事件では、DNA鑑定が冤罪作りに悪用されてしまいました。 http://hiroshi-s.at.webry.info/200910/article_15.html これらの事例のように、客観性に乏しい鑑定を採用したずさんな裁判によって、被告の有罪が確定してしまうというのが日本の司法の現状ですが、 医師や鑑定官など、科学を駆使する立場の者が、科学的信頼性を欠く捜査や鑑定に手を貸している 現実も、冤罪の温床になっているのではないかと思います。 私達は、医師や鑑識官、その他司法に関わる科学分野の専門家のモラルを、もっと厳しい目で、監視しなければいけないのかも知れません。 |
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