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zoom RSS 自民党の病(中国を真似一党独裁&言論統制を目指す動き)

<<   作成日時 : 2011/03/03 18:21   >>

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3月2日、日本の自由民主党は、「国旗損壊罪」という新たな刑法を今の国会に提出することを表明しました。
http://www.asahi.com/politics/update/0302/TKY201103020333.html
http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_190536
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110223/stt11022316540010-n1.htm
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011030200586

この法案提出に際し、自民党は国旗の損壊のみならず、国歌の替え歌も処罰の対象に加えようとしている(朝日新聞報道より)点に要注意。また、民主・公明にも協力を呼びかけ(極右勢力の集結を呼びかけ)ている点にも注目すべきでしょう。

国旗・国歌というのは多義的な意味を象徴するものです。国家権力が政治体制の如何に関わらずしばしば、国旗・国歌の多義性を利用し、愛郷心や同胞への思いやりを権力への忠誠にすりかえるための情報操作を繰り返す現実を考えれば、国旗、国歌に対する解釈も、それに対する態度も、本来は自由が保障されなければいけません。

従って民主主義国家においては基本的に、国旗の損壊も、器物破損の範疇で立件すべきですが、外交的配慮という観点で見れば、日本以外の国旗の損壊を規制する現行法「外国国章損壊罪」については、政治的な合理性があります。(ただしこの規定には、「相手国政府の求めがなければ起訴されない。」という制限が設けられています。)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E5%9B%BD%E5%9B%BD%E7%AB%A0%E6%90%8D%E5%A3%8A%E7%BD%AA

しかし、
これを日本の国旗にまで拡張して適用したのでは、上の政治的合理性は失われ、単なる思想統制のための法律(憲法違反)になってしまいます。
自民党の石破茂政調会長による
>なぜ日章旗(日の丸)を汚損しても罪に問われないのかと言うのは素朴な感情だ。
という発言(時事通信、産経新聞の報道より)は、国民の目から論点を隠すための意図的情報操作です。

ましてや、
国家の替え歌も刑罰の対象になるような法改正を検討中と公言しているのですから、
自民党は公然と、民主主義を否定し、公然と言論統制を主張していることが分かります。


このように、露骨な言論統制を目指す刑法改正案であるにも関わらず、その成立に向けて民主党、公明党への協力を呼びかけると表明した(朝日新聞の報道より)背景には当然、協力が得られるという目算があるのでしょう。

現在政権を取っている民主党は昨年、日中漁業協定の規定を無視して、尖閣諸島における中国人船長の公務執行妨害を、わざわざ大きな外交問題に仕立て上げましたが、このように近隣諸国との対立を煽る政策を進めるためには、愛国心の名を借りた、国家権力への忠誠心を煽る必要があり、自民党も、民主党内のこうした動きに目を付けたのかも知れません。

新聞社発表による支持率が、20%を切り始めた官政権が、予算成立のために自民党と取引することは充分に考えられますし、国旗損壊罪の新設を軸に、自民、民主、公明など各党に分散する極右勢力を集結させれば、将来の”大連立”のコアにすることもできます。

けれど、これまでの自民党、民主党の政権運営を見れば分かる通り、彼らの政策決定はオープンな議論を通したものではなく、特定のステークホルダー(利害関係者)の利益のため、マスメディアによる情報操作を駆使して、議論を回避しながら密室で決めて行くものです。

読売新聞他、保守系でしばしば囁かれる大連立もこうした密室決定の延長線上にあり、これは事実上、中国と同様の一党独裁体制です。「連立」というのは、権力を掌握するまで間の、表面的な体裁に過ぎません。


国旗損壊という規定は、刑法全体から見れば小さな修正かも知れませんが、この動きに、自由民主党の病的な正体が現れていると思います。自由民主党の議員、党員には、中国(やイラン)を「非民主的」と批判する資格はありません。


*国旗損壊については、米国において、コーランを焼くなどの宗教差別が起きている事を引き合いに、だから刑法で禁止すべきとの意見もネット上に見られますが、国家権力の象徴である国旗の損壊と、信仰(個人の良心)の支えである書物の損壊とは、全く質の異なる問題で、民主主義社会で厳しく規制しなければいけないのは後者のみです。国旗の扱いと、宗教書の扱いを混同して話を進めるような情報操作にも、注意しなければなりません。

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