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zoom RSS 資料紹介:ペリー元国防長官の証言。辺野古基地は日本政府の意向。

<<   作成日時 : 2017/11/25 02:21   >>

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先週のことになりますが、NHK教育テレビで、クリントン政権時代の国防長官であった、ウィリアム・ペリー氏へのインタビューが放映されました。
http://www4.nhk.or.jp/etv21c/x/2017-11-18/31/6516/2259599/

インタビューの内容は、1990年代半ば、北朝鮮の核開発が明らかになった時の、米国政府の沖縄基地政策に関する事柄が中心でしたが、ペリー氏は、普天間基地の県内移転は、日本政府の意向であって、米国政府の要求ではなかったと、明言していました。

沖縄の海兵隊基地を巡る、ペリー氏の証言の要点は、下記の通りです。
1.北朝鮮の核開発が判明した当時、米国政府は、沖縄の在日米軍基地を拠点にした北朝鮮への先制攻撃を考えていた。

2.当時国防長官だったペリー氏は、日本政府に対して事前に、北朝鮮への先制攻撃に、在日米軍基地を使って良いか尋ねた(ペリー氏曰く、「日本政府に”ノー”と言う機会を与えるため)が、日本政府からの答えは”Yes”だった。

3.米国政府は、普天間基地より能力の高い、新しい海兵隊基地を必要としてた。普天間返還というのは新しい基地を作るための表向きの理由に過ぎず、ペリー氏は、1995年の時点で、次期総理と目されていた橋本龍太郎(当時通産大臣)にも、米国政府が、普天間に代わる新基地を検討している旨を伝えた。そしてそれから3ヶ月後、総理大臣となった橋本龍太郎と、クリントンとの会談で、普天間基地返還を表向きの理由とした、海兵隊の新基地検討が決まった。

4.米国側は、普天間基地の移転先として、沖縄県内への移転にはこだわっておらず、ペリー氏は(沖縄県民に配慮して)県外移転を望んでいた。しかし、日本政府が普天間基地の県外移転に消極的で、県外移設の日米合意は出来なかった。

こうした経緯の延長線上に、現在の、辺野古基地建設がある訳ですが、NHK取材班に案内され、辺野古の工事現場を視察したペリー氏は、「普天間基地を訪れたとき以上に失望した」と、語っていました。

ペリー氏は、北朝鮮に対する抑止力(朝鮮有事の際には、迅速に大量の地上兵力を挑戦半島に送り込む体制を、北朝鮮政府に対し手誇示する必要性)として、今でも在日海兵隊基地が必要だと、番組中で主張していましたが、米国政府は既に、海兵隊のグアム島集結を決めていて、沖縄に海兵隊基地を作る必要性は、薄れる一方です。

米国が一方的に正義で、北朝鮮が一方的に悪であるかのように国際情勢を語り、米国が、北朝鮮への先制攻撃の姿勢を見せ続けることで、世界の平和が保たれるとする、ペリー氏の政治信条には同意できませんが、若き日に一兵卒として終戦直後の沖縄へ赴き、自らその惨状を目の当たりにしただけでなく、国防長官就任後に、沖縄戦の生き残りでもある大田昌秀元沖縄県知事と真摯に議論を交わし、強い信頼関係で結ばれたペリー氏にとって、自らの政治上の信念を、沖縄に押し付けることは、戦争を知らない世代には計り知れないほど、つらく厳しい役目だったのかもしれません。

沖縄の人達の苦難に一番無関心なのは、米国の政策担当者よりも、ヤマトの政治家や官僚や、大衆なのではないでしょうか?

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