2019年4月17日追記:短文投稿:安全保障は無関係

もし、海兵隊の新基地が、安全保障のために必要ならば、運用開始がいつになるか目処も立たない辺野古基地の計画など、とっくの昔に変更になっているでしょう。ましてやそれが米軍のための基地ならば、米国政府が完成の目処も立たない米軍基地工事を静観するなど、あり得ないでしょう。 けれど辺野古基地工事が、安全保障には無関係で、自民党の土木利権のためだけに行われているとすれば、全て説明がつきます。 安全保障に貢献しないのだから、工事を完成させる必要もなく、工事が長引けば長引くほど、自民党の議員達はバックリベートで潤う。その原資は血税。 ”米軍”基地という建前は、違法な工事を強行するための口実に過ぎず、自民党の狙いは、利権のために、国の予算で、沖縄の自然を、破壊し続けることでしょう。 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-870424.html https://ryukyushimpo.jp/news/entry-872176.html 2019年4月17日追記: 実際、今年(2019年)に入って、米海兵隊の公式な計画書からは、昨年(2018年)まで記載のあった、"Okinawa Furtenma Replacement Facility" (沖縄普天間代替施設計画)という表記が、一切なくなっていることが、すでに明らかになっています。更に普天間基地についても、2028年までの記載しかないそうです。つまり米国政府も、海兵隊を、沖縄に長居させるつもりはない可能性が、濃厚になっています。 https://note.mu/tkatsumi06j/n/nc5e52ab9c65c?fbclid=IwAR3OJuPerdU_jXO2Le3A7dcAPzClKLp3oo5t_AW43zpky7h9o9asuwwJS28
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狙いは伝統捕鯨保護ではなく利権目当ての外洋捕鯨

12月20日、日本政府がIWC(国際捕鯨委員会)から脱退すると、国内各紙が報じたことについて、あたかも日本国内の沿岸捕鯨を守るための脱退であるかのような解説も出回っていますが、脱退の経緯を見ると、日本政府の狙いは、日本で昔から行われている捕鯨の保護ではなさそうです。 IWC内では、日本に対し、沿岸捕鯨については容認する妥協案が、何度か提示されたにもかかわらず、日本政府がこれを拒絶していた事は、昨年、参議院で山本太郎議員が追及しています。 http://www.taro-yamamoto.jp/national-diet/7243 一部の新聞では、伝統捕鯨が盛んだった、下関(山口県)や、今でも沿岸捕鯨が行われている太地町(和歌山県)が票田の、安倍晋三首相と、二階堂俊博幹事長の意向で決まったと、あたかも古くから続く沿岸捕鯨を保護するためであるかのような報道も散見されますが、現存する沿岸捕鯨は、イルカと呼ばれる小型の歯クジラ狩りで、日本政府が、調査捕鯨に固執してまで狩り続けた、ヒゲ鯨ではありません。 日本政府(=自民党)の狙いは、どう考えても日本の沿岸捕鯨の保護ではなく、外洋でのヒゲクジラ狩りで、一部新聞にも、今後は沿岸捕鯨ではなく、釧路市や太地町を捕鯨拠点にした、ミンククジラ(ヒゲクジラ)捕獲などが期待されていると、書かれています。 https://www.sankei.com/politics/news/181226/plt1812260035-n1.html https://www.j-cast.com/2018/12/26346951.html けれど、日本国内の鯨肉需要自体が低迷していることが再三報じられ、捕鯨の採算性が疑問視されている中、 https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20181227-OYT1T50111.html http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018122702000187.html http://www.alterna.co.jp/25799 なぜそこまでして、日本政府は外洋捕鯨に固執するのか? 国民の生活のためではなく、安倍、二階堂をはじめとする捕鯨関係議員と、捕鯨予算で役職を維持している、官僚達の利益のためという指摘が、出ています。 https://1ovely.com/whaling/ https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-35529672 採算が取れない事業を強行するには、商業捕鯨ではなく、血税(補助金)を使って事実上の国営捕鯨をやるしかありませんが、どうも、採算性があるかのように見せるためのシナリオも、用意されているようです。 日本政府のIWC脱退を、容認する立場の、あるツイッターユーザーは、上述の、山本太郎議員の国会質疑について 「沿岸捕鯨へのシフトは必須と、そう考えるのに無理はありません。 また、需要は肉が美味いとされているミンククジラへの鯨種の転換と共に、イスラム社会への販路が出来たので、時期的にも今が最良なのでしょうが、彼はそちらは意図的なのか触れていません。」 と、マスメディアでは報じられていない、ミンククジラ肉の、イスラム圏への輸出を示唆していました。 https://twitter.com/Coenobita/status/1078551579765092353 そこまでして、官僚の捕鯨利権を守りたいのかと、あきれてしまいますが、問題は、官僚・政治家のために野生動物を殺戮する、反社会性だけではありません。 水俣病の資料調査を続けている、熊本大学名誉教授の入口紀男氏(工学博士)は、北太平洋の魚介類について、メチル水銀濃度が初期の水俣湾に近いと、警鐘を鳴らしています。魚介類のメチル水銀汚染は、食物連鎖の上位に居る種ほど、高濃度に濃縮されるので、海洋の食物連鎖の上位に居るヒゲクジラも例外ではありません。 http://www.asoshiranui.net/minamata/com06.html http://www.asoshiranui.net/discrimination/?fbclid=IwAR3EUzM0WXg-_w54mZ2W0ORtwwGprYwEp8TNvHOPzBfa-f-RO-6VNVhS5Jg#P04 入口氏は、今回の、日本政府のIWC脱退表明を受け、フェイスブック上で改めて、北太平洋のクジラは、食べるにはメチル水銀含有量が高すぎると、警鐘を鳴らしています。 https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2749054708468635&set=a.466830063357789&type=3&theater 入口氏は、メチル水銀の致死量が2.9ミリグラムであることから、魚介類を何g食べると死ぬか(致死量)が算出できると考え、下記のように述べています。 引用はじめ 市販の魚介類のメチル水銀含有量は「最大」 0.4 ppm(mg/Kg)であり得るので、魚介類を食べたときヒトがそれによって死ぬことがあり得る「最小」の致死量は 7.25 Kgです。クロマグロ(ホンマグロ)のメチル水銀含有量は「平均」 0.7 ppm(mg/Kg)、最大 6 ppm(mg/Kg)なので、それを食べたとき、その最小の致死量は 483g、「平均」の致死量は 4.14Kgです。マッコウクジラのメチル水銀は平均 2 ppm(mg/Kg)、最大 4 ppm(mg/Kg)なので、その最小の致死量は 725g、平均の致死量は 1.45Kgです。バンドウイルカのメチル水銀は平均 20 ppm(mg/Kg)、最大 35 ppm(mg/Kg)なので、その最小の致死量は 83g、平均の致死量は 145gです。  クジラ類(クジラ、イルカ)はメチル水銀含有量の「平均値」が高く、「最小」の致死量と「平均」の致死量が近いので、特に要注意です。 引用おわり 商業捕鯨の強行は、無用な野生動物殺戮という点で反社会的なだけでなく、人類にとっても危険があります。
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締切間近:第5次エネルギー基本計画に向けた御意見の募集

先月、資源エネルギー庁が、「第5次エネルギー基本計画策定に向けた御意見の募集について」という、パブリックコメント募集を始めたようです。 http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620218009&Mode=0 募集期間は6/17 までの、たったの30日。マスメディアを通じて募集の告知をすることもなく、国民の意見を聞いたという、表向きの体裁づくり目当てとしか考えられませんが、それでも、例えば「原発は全て即時廃炉せよ!」とだけ意見を送っても、数が多ければ、権力への圧力になるでしょう。 私は下記の意見を提出しました。 今後の日本のエネルギー供給は、再生可能エネルギーを中核とし、今後半世紀以内に、全てのエネルギー供給が、再生可能エネルギーで賄えるよう、必要な政策を実施する。 化石燃料に関しては、石炭および石油を熱源とする発電設備の新設は一切認めず、20年以内にこれらを熱源とする発電施設を全廃する。 核反応を熱源とするエネルギー供給設備に関しては、特に発電について、現在ではコストが再生可能エネルギーを上回ってしまった上に、核廃棄物の安全な最終処理技術が未確立であり、更に過酷事故発生時は自然環境に半永久的な悪影響を与える上、国民生活、国家経済にも修復困難な打撃を長期間与え続けるので、今後は用途が学術研究に限定される設備を除き、新設は一切認めず、既存の商用設備は全て即座に稼働を停止させ、廃炉とする。 エネルギーの流通については、平坦な土地が少ない上に人口密度が高く、大規模なエネルギー供給施設を小さな環境負荷で運用し続けるには不利な日本の国土を考え、小規模エネルギー供給設備普及と、コンピュータ技術を駆使したエネルギー供給の効率化、いわゆる、スマートグリッド普及による、エネルギー地産地消を推進させる。 一方電力網については、送電事業と発電事業とを完全に分離させることで、、日本全体というマクロレベルでの電力受給調整が円滑に進むよう、送電インフラの再構築(直流高圧送電による、遠隔地への低損失電力販売など)を促進させる。
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農林水産省発の、根拠を欠くヘイト記事

昨年のことになりますが、日本のイチゴ品種が韓国へ流出して無断栽培されたために輸出機会を奪われ、生産者らが五年間で最大二百二十億円の損失を被ったと発表しました。 http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/list/201709/CK2017090102000176.html http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/133993 ところが今月になってから、この損失推計に根拠がないことを、浅川芳裕というジャーナリストが、一連のツイートで指摘しています。 以下、ツイートの引用: 日本の農水省が「韓国のイチゴ」による被害額220億円の根拠にしているのは、日本品種ですらない。すべて「韓国品種」の輸出額。斎藤農相が「日本から流出した品種をもとに韓国で交配された」っていっているけど、新品種の交配に育種家の許可は要らない。「盗作」じゃない。輸出も合法。被害額ゼロ。 現在、韓国で作付けされている日本イチゴ品種はわずか6%(2017年産統計)。章姫が5%でレッドパールはわずか1%で、今後、さらに韓国品種への更新が進む。主力品種は国内向けソリャン(83%)と輸出向けメヒャン(3%)で棲み分けしている。韓国のイチゴ生産は日本品種依存時代を完全に脱している。 韓国イチゴを甘くみないほうがいい。品種開発、栽培技術、マーケティング(韓国国内・輸出)の3つの面から考察しよう。開発面では、国の研究所が2カ所、地方研究所4カ所あり、民間企業の参入も相次ぐ。これまで出願された品種は50を超える。近年、数でいえば日本の開発力に勝るとも劣らない勢い。 韓国でいちばんシェアの高いイチゴ品種ソルヒャン(章姫×レッドパール)なんかは大果率(大玉がたくさんとれる=高く売れる)と収量性(たくさん収穫できる=多く売れる)という両立がきわめて困難な育種課題をクリアしたきわめてすぐれた品種。韓国のイチゴ技術を甘くみないほうがいい。 実際は、C1・C2・C3・・・といった何十の系統のなから品種目標に合うものを何年もかけて選抜していく、技術もセンスも根気もいる作業。現地取材と文献調査を相当したけど韓国のイチゴ育種レベルは高い。「韓国のイチゴがおいしいのは日本のパクリだから」という安易なコメントの域を完全に超えている。 韓国人は日本品種をつくるな、と日本人が言える立場じゃない。ひと昔前、日本で食べていたイチゴはアメリカから持ってきた品種にダナーやマーシャルがあるし、同じ栄養生殖のジャガイモなんか、英国から明治・大正時代に導入した男爵薯やメイクイーンをいまだに増やして「国産はうまい」って食べている。 日本人農家によるアジアでのイチゴ栽培が増えてるけど、韓国人と同じく、権利切れの「章姫」「レッドパール」等をつくっている。国内でも同じ話。栃木県の「とちおとめ」は2011年に権利消滅。それまでは県内農家に限定して苗を配布してたけど今は自由流通。だから「北海道産とちおとめ」とか増えている。 「韓国のイチゴ」関連ニュース(NHK、朝日、新潮、夕刊フジ)みたけど、韓国でかつて日本品種の苗が「脱法的」に増殖された話と韓国の「合法的」な日本品種交配の話とその「輸出で儲けた」話がごっちゃになっているなあ。農水省の被害額もフェイクだし。感情論に陥らないよう事実関係を整理しておこう。日本の農水省が「韓国のイチゴ」による被害額220億円の根拠にしているのは、日本品種ですらない。すべて「韓国品種」の輸出額。斎藤農相が「日本から流出した品種をもとに韓国で交配された」っていっているけど、新品種の交配に育種家の許可は要らない。「盗作」じゃない。輸出も合法。被害額ゼロ。 現在、韓国で作付けされている日本イチゴ品種はわずか6%(2017年産統計)。章姫が5%でレッドパールはわずか1%で、今後、さらに韓国品種への更新が進む。主力品種は国内向けソリャン(83%)と輸出向けメヒャン(3%)で棲み分けしている。韓国のイチゴ生産は日本品種依存時代を完全に脱している。 韓国イチゴを甘くみないほうがいい。品種開発、栽培技術、マーケティング(韓国国内・輸出)の3つの面から考察しよう。開発面では、国の研究所が2カ所、地方研究所4カ所あり、民間企業の参入も相次ぐ。これまで出願された品種は50を超える。近年、数でいえば日本の開発力に勝るとも劣らない勢い。 韓国でいちばんシェアの高いイチゴ品種ソルヒャン(章姫×レッドパール)なんかは大果率(大玉がたくさんとれる=高く売れる)と収量性(たくさん収穫できる=多く売れる)という両立がきわめて困難な育種課題をクリアしたきわめてすぐれた品種。韓国のイチゴ技術を甘くみないほうがいい。 実際は、C1・C2・C3・・・といった何十の系統のなから品種目標に合うものを何年もかけて選抜していく、技術もセンスも根気もいる作業。現地取材と文献調査を相当したけど韓国のイチゴ育種レベルは高い。「韓国のイチゴがおいしいのは日本のパクリだから」という安易なコメントの域を完全に超えている。 韓国人は日本品種をつくるな、と日本人が言える立場じゃない。ひと昔前、日本で食べていたイチゴはアメリカから持ってきた品種にダナーやマーシャルがあるし、同じ栄養生殖のジャガイモなんか、英国から明治・大正時代に導入した男爵薯やメイクイーンをいまだに増やして「国産はうまい」って食べている。 日本人農家によるアジアでのイチゴ栽培が増えてるけど、韓国人と同じく、権利切れの「章姫」「レッドパール」等をつくっている。国内でも同じ話。栃木県の「とちおとめ」は2011年に権利消滅。それまでは県内農家に限定して苗を配布してたけど今は自由流通。だから「北海道産とちおとめ」とか増えている。 「韓国のイチゴ」関連ニュース(NHK、朝日、新潮、夕刊フジ)みたけど、韓国でかつて日本品種の苗が「脱法的」に増殖された話と韓国の「合法的」な日本品種交配の話とその「輸出で儲けた」話がごっちゃになっているなあ。農水省の被害額もフェイクだし。感情論に陥らないよう事実関係を整理しておこう。 https://twitter.com/yoshiasakawa?lang=ja 引用おわり: 実は昨年の時点では、浅川芳裕氏本人も、韓国政府が日本のイチゴを盗んだとする記事を雑誌に寄稿していたのですが、 http://yoshihiro-asakawa.net/%E5%9B%BD%E3%82%92%E3%81%82%E3%81%92%E3%81%A6%E3%82%A4%E3%83%81%E3%82%B4%E3%82%92%E7%9B%97%E3%82%80%E9%9F%93%E5%9B%BD/ どうやら今年に入ってから、大幅な軌道修正をしたようです。 最近日本では、漁業でも、不振の原因を、近隣諸国に責任転嫁するケースが見られますが、例えばサンマ漁の不振については、マスメディアが勝手に中国漁船のせいにする記事を書いているだけで、監督官庁(漁業の場合は水産庁)が、責任転嫁を主導しているケースは、今の所見当たりません。 https://news.yahoo.co.jp/byline/katsukawatoshio/20170718-00073382/ https://news.yahoo.co.jp/byline/katsukawatoshio/20170825-00074903/ https://mainichi.jp/articles/20170920/k00/00m/040/046000c 最近は、森友疑獄、加計疑獄の報道を通じ、省庁の官僚が、自民党の利権のために、資料を改ざんするなどの不正を働く事例が次々と明るみに出ていますが、 https://www.asahi.com/articles/ASL317533L31UTIL060.html https://mainichi.jp/articles/20180303/k00/00m/010/085000c http://lite-ra.com/2018/03/post-3835.html 農林水産省の動きにも、注意が必要かも知れません。
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備忘録:持続可能な漁業

11月13日に開催された、「魚から考える日本の挑戦」(主催:日経エコロジー、協賛:シーフードレガシー, 米国デヴィッド&ルシール・パッカード財団)を聴講してきました。 以下、登壇者の発言で、印象に残った内容を列挙しておきます。 生田興克氏(シーフードスマート代表理事、築地マグロ仲卸「鈴与」三代目店主): ・日本の漁業に客観データは無い。あるのは水産庁による”大本営発表”のみ。 ・日本の漁業生産高は昭和59年がピーク(1282万トン)。今はその1/3程度。 ・三陸沖は、世界三大漁場のひとつだが、そのほとんどが日本のEEZ内にあり、外国との漁獲高調整の必要が無いため、乱獲が進んでしまった。 ・太平洋マグロの産卵場は日本のEEZ内にしかないのに、日本政府は産卵魚の漁獲規制をしていない(産卵魚は安いマグロは、キロ当たり4000~5000円の安いマグロとして流通)。最近は、幼魚まで獲られている。 石井幸造氏(海洋管理協議会日本事務所プログラムディレクター): ・MSCエコラベルは、漁業認証と、サプライチェーン認証の2段階から成る。 ・MSCエコラベルは世界101ヶ国で流通し、世界で水揚げされる白身魚の46%、天然シャケの50%が漁業認証済み。欧米では、マクドナルドのフィレオフィッシュにも、MSCエコラベルが付いている。 ライアン・ビゲロ 氏(モントレー水族館 シーフード・ウォッチ アウトリーチ・プログラム・マネージャー): ・米国の消費者は、シーフードの知識に乏しい。シーフードは自宅で調理するものではなく、レストランで食べるもの。「健康に良い」「サスティナブル」がそのままセールストークになる。しかし日本には独自の食文化があるので、サスティナブルな食材流通をどう広めて行くか?容易ではないかも知れない。 ガイ・ディーン氏(カナダ アルビオン水産副社長): ・5~10年前までは、サスティナビリティに興味を持つ企業は少なかったが、最近は、無添加の商品を好む消費者(38%)、Non-GMOを好む消費者(31%)、天然物を好む消費者(23%)、オーガニックな商品を好む消費者(16%)などが増加している。当社も、抗生物質を使用していたチリの養殖魚の輸入を止めた。 ・漁業資源の需要は大幅に増加している。1990年には、世界の水産物の供給(出荷?)が1億トンだったのが、2012年には2億トンになった。 ・サスティナビリティの柱は、経済合理性と、社会責任(調達先での地域貢献など)、環境への配慮(専門家と協力しての)。現在当社は、カナダの大半の環境NGOと協力関係にある。 ・持続可能な(サスティナビリティを満たす)商品が当社の収益に占める割合は、5年前は40%だったのが現在は80%にまで向上した。今後もこの比率を一層高めるよう改善を続ける。 ・持続可能な漁業を広めるには、「この水産物は買わない」という姿勢より、「この基準を満たした水産物を買う」とアナウンスした方が良い。以前、当社で、ある水産物の購入を止めたが、それを他の商社が買って流通させてしまい、持続可能性の改善にはつながらなかった。また、開発途上国には、雇用を保証したり、学校建設などの地域支援をするなどの、インセンティブが必要である。 ・持続可能な商品へのニーズは世界的に高まっており、日本企業にとっても持続可能性は重要になるはず。 ヒュー・トーマス 氏(英モリソンズ): ・サスティナビリティの中でも、近年、社会的な側面が大きくなってきている。 ・養殖魚の仕入れでは、抗生物質の管理を厳しくしている(医師の処方に従った投与をしている養殖場のみから仕入れる等)。また、餌にも注意している(病気の家畜の肉は使わせないなど)。 ・持続可能なポリシーを決め、サプライヤーには、2年間で改善してもらう。170社近いサプライヤーのうち、取引を停止したのは2社だけで済んだ。 ヘレン・ヨーク氏(米コンパスグループ グーグル担当): ・持続可能性の改善に取り組むにあたり、まずは、使用している魚介類の種類と量を、定量的に把握する作業からはじめた(これが大変だった)。次いで、絶滅の危険性などに基づき種類ごとにランク付けを行い、ランクの応じた対応(産地の変更、魚種の変更など)を検討した。 ・北米では、食感が似ていれば魚種を変えても食堂の利用者は受け入れるので、魚種の変更は比較的容易だった。タラの調達場所を変えたり、鮭からイワナに魚種を変更したケースもあった。ただし、シェフにサスティナブルの重要性を理解してもらい、シェフに積極的に協力してもらう必要がある。 ・エビだけは、他の海産物では代替できず、タイでサスティナブルな養殖を試みたが、これは失敗した。 ・サスティナビリティ向上への取り組みを拡大した結果、持続可能性は、トータルではコストに悪影響を与えないことが分かった。絶滅しそうな魚種は価格も高くなっていた。 ・2015年中にサスティナブルな食材の使用比率を100%にする目標を掲げ、85%を達成した。現在、魚群収集装置を使って獲ったカツオの仕入れをやめるなど、更なるサスティナビリティ向上に努めている。 ・現在、Seafood Watch のアセスメント基準を採用している。 ・サスティナビリティが確保された食材を使うことも大切だが、食物連鎖の下位にある食材(魚介類で言えばホタテ貝など)の利用を増やすことも重要ではないか?食物連鎖の下位にある食材なら、必ずしもMSC認証やASC認証にこだわらなくても良いのではないか? ・ちなみに、グーグル本社では、週30万食を提供している。グーグルの社員食堂では、当初から養殖魚を使っていなかったので(Google社内に養殖の専門家がおらず、責任ある調達ができなかったため)、サスティナブルな食材への移行は簡単だった。むしろ、コンパスグルーが手掛ける、他の食堂の方が、売れるメニューを提供しなければならないので、サスティナブルな食材への切り替えに苦労した。切り替えでは、盛り付けの工夫や香りの工夫を行うなど、シェフの貢献が大きかった。 ・一般消費者への、サスティナビリティの訴求は、数字など、頭に訴える方法では難しいのではないか? 消費者のハートに訴える方法が必要ではないか? ディック・ジョーンズ 氏(オーシャン・アウトカムズ事務局長): ・サスティナブル実現で重要なのは、現実的な期待値を設定すること。MSC認証を受けている水産物は、申請中のものを含めても、まだ全体の12%でしかない。 ・誰かの責任にすることは出来るが、今はそれを超えて、先に進む必要がある。業者だけでなく、NGO,学者、行政、全てを巻き込んで協議することが重要。 ・北米では、大型小売店のプライベート・ブランド志向が強く、MSC認証など、エコマークによる啓蒙が難しい。これからは、インターネットを通じた会員サービスなどで、啓蒙を進められないか? 花岡 和佳男 氏(シーフードレガシー 代表取締役社長): ・サスティナビリティに関しては、いろいろな基準があるが、科学的な裏付けがあること、独立した機関が認証していることが重要。 ・企業との連携を進める上では、企業のブランド(の価値や社会的信用)を大事にしている人を探す、あるいは育てることが重要。日本企業の意識(資源枯渇への危機感など)は、まだあまり進んでいない。 松本 金蔵 氏(イオンリテール 食品商品企画本部 水産商品部 部長) ・イオンでは2006年からサスティナビリティ向上の取り組みを始めている。(自社で新たな基準を造るのではなく)信頼できる第三者が認証した商品を取り扱う取り組みを続けている。 ・自社で扱っている魚介類の種類の総数は把握していないが、MSC認証、ASC認証をを受けた水産物15~ 16種類を販売している。新規オープン店の食品フロアに、MSC認証品、ASC認証品だけを集めたコーナーを設ける予定。 ・サスティナビリティ向上への取り組みを推進するには、まず社内の説得が重要。ロマンが必要。消費者には、MSCマークを貼っただけでは伝わらない。オリジナルのロゴを作ったり、売り場を変えるなどの工夫が必要。最終的には、持続可能な食材のプライベートブランド化を目指したい。 無料のセミナーにしては、かなり充実した内容で、その上セミナー終了後には、無料のレセプション(イオンが扱うMSC認証品、ASC認証品の試食会を兼ねる)が開かれるなど、サービス満点のイベントでした。
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くじらのはなし

先日、東京の北千住にある、リテラ言語学教室から、トンガでのホエールスイムの体験談を話す機会を頂き、小学生から高校生までを対象に、90分ほどのレクチャーを行いました。 当日の模様はこちらです http://www.litera-arts.com/kotolabo/art-metier/4040/ レクチャーで使用した資料のダウンロードはこちらから (無償で公開しますが、ご使用の際は必ず、資料の作者名を明示してください) https://www.evernote.com/shard/s40/sh/c48cc6c1-1f83-4a2d-aaab-fdae14cfca49/5cf484470b8c6cc6814805185570333b
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トンガ撮影報告2011

今年もトンガの海へクジラの撮影に行ってきました。 9/13~9/16の4日間、トンガの首都ヌクアロファのあるタプ島と、その東にあるエウア島との中間の海域で撮影。中でも撮影2日目の9/14日には、クジラの群れが長時間、私達が乗ったボートの回りに集まっていてくれたおかげで、貴重な映像が撮影できました。クジラのすぐ近くで撮影できたので、クジラの声もはっきり録音できました。 http://www.youtube.com/watch?v=cRoAFKXzkg8 http://www.youtube.com/watch?v=5UkyCCsWjUY&feature=related 今回のクジラ撮影では、4日間一度も上陸せず船上で過ごしたので、トンガではクジラ以外の写真がほとんど撮れませんでしたが、日本からトンガへの往復で、飛行機の乗り継ぎのため、シドニーに2泊したので、シドニーではいろいろ撮影できました。 https://picasaweb.google.com/114188892712839019887/TransitStayAtSydney 大都会の公園で、体長40~50cm位の大コウモリが、文字通り鈴なりになって樹の枝にぶら下がっている光景は、オーストラリアならではでしょう。 P.S. シドニーの中でも、19世紀以前の古い建物が数多く残っている”The Rock”と呼ばれる街の一角に、日本でも有名な Ken Done 氏のギャラリーがあるのですが、そこでちょうど、彼が水中の景色を描いた作品展が開催されていました(彼はダイビングを始めてからまだ間もないのか、キャンパスに"First Dive"と書かれた作品も)。彼の海中風景の作品郡は、彼の代表作らしい作品郡(オペラハウスなど、地上の風景を描いたもの)とは一味違っていて、”Ken Done” らしくまとめよう(売れ線狙い?)とする作為的な感じも無く、ずっとその場で絵を見ていたいような気持ちにさせる作品でした。
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4/18 加筆:信頼できる団体

東北関東大震災についての報道をいろいろ見てきましたが、東京電力の福島第一原子力発電所の事故に関する現状認識は、原子力情報資料室からの発表が一番信頼できると判断しました。 http://www.cnic.jp/ 内閣府の公式発表は、政府と東京電力との間で、合意が図られた内容、表現に限定されているようです。 それを理解した上でなら、下記の情報も非常に役に立ちます。 http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/20110311miyagi/index.html http://kinkyu.nisa.go.jp/ (日本政府は4/12日になってようやく、事故評価がレベル7であることを認めましたが、この事故がレベル6か7に相当することは、3/15時点で、アメリカとフランスから相次いで指摘されていました。) ツイッターでは、下記専門家、ジャーナリストの発信が比較的早くて正確なようです。 http://twitter.com/hayano http://twitter.com/iidatetsunari http://twitter.com/TsutsumiMika 4./2追加:原発推進派が力を持つ自民、民主党の中では珍しく、一貫して日本の原子力政策を批判し続けている河野太朗議員のツイッター http://twitter.com/konotarogomame 放射能を浴びた(可能性がある)場合の対処について http://www.nirs.go.jp/index.shtml 3月17日、アメリカ政府は、発電所から80キロ以内に滞在しているアメリカ国民に対し、80キロ圏外に避難するか、避難が難しい場合には屋内に待避するよう勧告しました。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110317/k10014727991000.html 80kmという距離が、最悪の事態に備えて大きな健康被害を回避するための、有力な目安になるのではないかと思います。 3月20日、環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也氏が、福島第一原子力発電所の事故は、最悪の場合、断続的な水素爆発や際臨界(とそれに伴う放射能の飛散)が続く可能性があるものの、チェルノブイリのような大爆発(とそれに伴う、数十kmを上回る高レベルの放射能飛散)の可能性は考えにくいと発表。 http://www.isep.or.jp/images/press/script110320.pdf 原子力発電の危険性について、過小評価を一切しなかった方の推論なので、信憑性は高いと思います。 フランスからも、チェルノブイリほど広範囲に汚染は広がらないだろうとの見通しが発表されました。 http://www.francemedianews.com/article-3-70205881.html では、実際にどの程度の強さの放射線を浴びる(外部被曝する)と危険かと言うと、 一般人の場合、1時間当たり 100マイクロシーベルト(100μSV)を超える場所は要注意、1時間当たり1000マイクロシーベルト(=1ミリシーベルト)(1000μSV=1mSv )を超える場所からは避難するというのが目安のようです。 妊婦や小児の場合は、1時間当たり 30μSV で要注意、300μSVで要避難だそうです。 http://www.irf.se/~yamau/jpn/1103-radiation.html 微量な放射能が体内に入った場合の、内部被曝リスク(特に小児に対して) http://www.cadu-jp.org/data/yagasaki-file01.pdf については、定量的な安全基準が定まっていませんが、原子力資料情報室の見解を見ると、 http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1028 一時間当たり 10マイクロシーベルトオーダーの放射線量が継続的に検出されている場所からは、避難した方が良さそうです。 飲食物の放射能汚染についても、内部被曝リスクを当てはめて良い(一時間当たり10マイクロシーベルトを超える放射線が検出された水や食品は出来るだけ口にしない)のではないかと思います。 かつて、チェルノブイリ原発事故の放射能汚染により小児甲状腺ガンが増えていた東欧ベラルーシ共和国の国立甲状腺ガンセンターで、医療支援活動をおこなった菅谷昭さんによると、今回の事故後に引き上げられた、日本の安全基準(例えばほうれん草の場合2000ベクレル/キロ)については、安全基準内の野菜であっても、放射能汚染されているものは、出来るだけ口にしない方が良い(特に妊婦と子供は)とのことです。 http://getnews.jp/archives/107185 実際、低レベルの放射線と、遺伝子の異常や発ガンリスク増大との相関を示す(因果関係は立証されていないものの)研究報告は幾つもあります。 http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/tyt2004/furitsu.pdf http://fujiwaratoshikazu.com/2011disaster/ 現在農産物や水道水に適用されている暫定規制値とは、放射能汚染がすぐに終息することを前提に、飲料水や食品の安全基準を一時的にゆるくした規制値です。しかし福島第一原発からの放射能飛散は、最も楽観的な見通しでも1ヶ月以上続く見通しで、土壌汚染は土壌を取り除くまで残ります。つまり今回の事故に伴う放射能汚染は当面終息する見通しが立っていないのですから、暫定規制値の採用には疑問を抱かざるを得ません。平時の規制値は、下記のとおりだそうです。 http://carrotjuice.sblo.jp/article/43968256.html 食品から出る放射線量を表すベクレルから、人体への影響の指標であるシーベルトへの換算法は、インターネット上で換算ツールが公開されています。 http://www.bq.filil.net/ http://testpage.jp/m/tool/bq_sv.php?guid=ON ドイツ放射線防御協会は、日本国内に居住する者に対し、サラダ菜、葉物野菜、薬草、山菜類の摂取を断念することを推奨しています。具体的には、乳児、子ども、青少年に対しては、1kg あたり4Bq 以上の基準核種セシウム137 を含む飲食物を与えないよう推奨されるべきであるとし、成人は、1kg あたり8Bq 以上の基準核種セシウム137 を含む飲食物を摂取しないことが推奨されるとしています。一方日本政府の暫定規制は、放射性セシウムは牛乳などが同200ベクレル、野菜類や穀類、肉、卵、魚などが同500ベクレルと、ドイツの推奨レベルと比べ極端に甘い基準になっています(4/18追加:日本の暫定基準の詳細はこのページ末尾の補足資料をご参照下さい)。 http://icbuw-hiroshima.org/wp-content/uploads/2011/04/322838a309529f3382702b3a6c5441a31.pdf 厚生労働省は、暫定基準レベルの食品を摂取し続ける(年間17mSvの被曝)と、後になって健康に被害が出る可能性のあることを認めています。 http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/mhlw_kosho110328.htm 放射性物質が人間の健康に与える影響全般については、下記の解説が(かなり長いですが)、現状では一番正確かつ分かりやすいと思います。 http://eritokyo.jp/independent/aoyama-fnp038..html なお、東大病院放射線科・中川恵一准教授率いるチームなど、日本の一部医療機関は、チェルノブイリ原発事故で増えた癌は小児の甲状腺癌だけだと述べていますが、これは事実に反する情報です(甲状腺癌以外の小児顔や大人の癌も増加したとの報告がある)。 http://www.jca.apc.org/mihama/chernobyl/swiss_medical04_134.htm http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/tyt2004/imanaka-2.pdf 日本の公的機関が発信する情報には要注意です。下記も、原発推進派による情報操作の典型です。 http://ameblo.jp/kaiken-matome/entry-10839525483.html 以下参考までに: 4/17 現在の、福島第一原発事故情況まとめ(衆議院議員服部良一さん作成) http://www.hattori-ryoichi.gr.jp/blog/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%8E%9F%E7%99%BA%E6%A6%82%E6%B3%81_62.pdf 水蒸気爆発と再臨界の可能性が、現在もリスクとして公式にカウントされています。 (3/16時点まで記載されていた「核爆発」という表現はなくなりましたが、発電所外で検出された放射性物質の内訳から、再臨界は既に起きていると言う指摘が出ています。 http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/04/is-unintended-recricality-ocurring.html ) 最新情報は服部さんのブログ本文をご参照ください。 http://www.hattori-ryoichi.gr.jp/blog/ 下記はロイター通信が公表した写真ですが、その中には、高レベルの放射能に 被曝し、二本松の病院に隔離された住民の写真もあります。 http://jp.reuters.com/news/pictures/rpSlideshows?articleId=JPRTR2JTNF#a=1 下記は、被災地で救援活動する米海軍 http://wiredvision.jp/news/201103/2011031521.htm 以下は震災全般の被害、救援情報です。 下記情報ご活用ください。 http://aziza.web.fc2.com/contents/shinsai_index.html http://tabetainjya.com/archives/news/_twitter_1/ http://ameblo.jp/lapeaunue/entry-10829502370.html 上記から、ツイッターの震災関連ハッシュタグを抜き出しておきます。 #jishin →  地震一般に関する情報 #j_j_helpme → 救助要請 #hinan → 避難 #anpi → 安否確認 #311care →  医療系被災者支援情報 東北 #save_tohoku 宮城 #save_miyagi 福島 #save_fukushima 山形 #save_yamagata 青森 #save_aomori 秋田 #save_akita 岩手 #save_iwate 関東 #save_kanto 東京 #save_tokyo 神奈川 #save_kanagawa 千葉 #save_chiba 埼玉 #save_saitama 茨城 #save_ibaraki 北海道 #save_hokkaido 静岡 #save_shizuoka 愛知 #save_aichi 中部 #save_chubu 近畿 #save_kinki 補足: 4月18日、NHKは、厚生労働省が定めた放射性物質量の暫定基準(4/18時点)の詳細を報じました。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110418/t10015398441000.html その内容は下記の通りです(以下、上記URLの記事より引用)。 【放射性ヨウ素】放射性ヨウ素は▽飲料水では1リットル当たり300ベクレル。▽乳製品1キログラム当たり300ベクレル。放射性ヨウ素は子どもへの影響が大きいため、1歳未満の乳児が飲む粉ミルクと子どもが多く消費する牛乳については別に基準値が設けられ、1キログラム当たり100ベクレルと特に厳しくなっています。また、▽イモや根菜を除く野菜については1キログラム当たり2000ベクレル。▽当初は基準が無かった魚介類についても1キログラム当たり2000ベクレルとされました。 【放射性セシウム】放射性セシウムについては▽飲料水では1リットル当たり200ベクレル。▽牛乳・乳製品も1キログラム当たり200ベクレル。▽野菜や肉、それに卵や魚などそのほかの食品については500ベクレルとなっています。放射性セシウムの基準値は検出に時間のかかる放射性ストロンチウムが一定量含まれることを前提としているため、余裕をもって設定されています。 【ウラン】ウランは▽飲料水と牛乳・乳製品、それに乳幼児用の食品ではいずれも1キログラム当たり20ベクレル。▽野菜やコメなどの穀類、肉や魚、卵などそのほかの食品では1キログラム当たり100ベクレルとなっています。 【プルトニウム】プルトニウムなど微量でも影響が大きいとされる放射性物質は▽飲料水と牛乳・乳製品、それに乳幼児用の食品ではいずれも1キログラム当たり1ベクレル。▽野菜やコメなどの穀類、肉や魚などそれ以外の食品では1キログラム当たり10ベクレルとなっています。 基準値を超える放射性物質が検出された食品は、国が市町村ごとに出荷制限や摂取制限の指示を出すため、流通する可能性はほとんどないとされています。一方、厚生労働省は、こうした食品の暫定基準値を、水道水が飲み水として適しているかどうかの指標としても使っています。 ただ、1歳未満の乳児が飲む水道については厳しい値を別に設定していて、放射性ヨウ素が1リットル当たり100ベクレルを超える場合は使用を控えるべきとしています。厚生労働省では、水道を管理する自治体に対し、原則として3日間の平均で指標となる値を超える場合、住民に対し、飲み水としての使用を控えるよう呼びかけることを求めています。 一方、原子力発電所周辺の海水や大気といった環境中に含まれる放射性物質については、経済産業省がそれぞれの物質ごとに基準を定めています。このうち海水についてはいずれも1cc当たりで、▽ヨウ素131では0.04ベクレル。▽セシウム137では0.09ベクレル。▽セシウム134では0.06ベクレルとなっています。また大気についてはいずれも1立方センチメートル当たり、▽ヨウ素131では蒸気の状態では0.000005ベクレル。化合物の状態では0.00001ベクレル。▽セシウム137では0.00003ベクレル。▽セシウム134では0.00002ベクレルとなっています。海水と大気のいずれでも、2種類以上の放射性物質が同時に含まれている場合、基準はさらに厳しくなります。一方、土壌中の放射性物質については基準は設けられていません。

足元を見据える所から表現は生まれる

昨日たままま通りがかりに見つけたのですが、 房総半島の館山で、シーカヤックとスキンダイビングのサービスを営んでいる、久保誠さんの水中写真展、素晴らしい内容でした。 新宿のエプソンショールームで2/10まで開催中の写真展 http://www.epson.jp/epsite/special/special_06.htm ウエブ写真集(IE非対応だそうです。google crome や firefox などのブラウザでご覧ください) http://web.me.com/ashibiyo_ra/kumakos_photography/top.html 素潜り写真道(ブログ) http://ashibiyora.exblog.jp/ 久保誠さんのお店のホームページはこちら http://ashibiyo-ra.ms-n.com/ フリーダイビングを楽しむ人を海中で撮影したポートレートが中心。観光ガイドやダイビング雑誌に載っているいるような、真っ青な海ではないし、被写体のコントラストからすると、海水の透明度もまちまち。ストロボ無しの撮影なので、サンゴ類の鮮やかなオレンジやピンクの色も出ていない。なのに一点一点に、しっかりとした存在感と落ち着きがある。色彩が、ほとんど海の色一色のせいか、ヒーリング系の本にありがちな写真の軽薄さが無い。 実はこれがリアルな海中の風景。南の海へ行ったって、いつでも海がコバルトブルーなわけじゃない。旅行雑誌やダイビング雑誌で良く見かける鮮やかな色彩の海中風景は、海の透明度の良い日を狙って撮ったり、強力なストロボ光を当てて色彩を際立たせたカットも多い。 私達がなにげなく、”海中の自然の風景”と思ってしまう景色は、実はメディアから刷り込まれた固定観念だったりする。 久保さんの写真は、(従来の海中写真らしさをなぞらず)、自分自身が日常で体験する景色を真正面から受け止めているから存在感がある。 水に潜っている人を被写体にしている点も、スクーバダイバー(タンク背負って潜る人)が撮影した写真を見慣れた目には、恐らく目から鱗。陸上では誰もが普通に撮るスナップ写真やポートレートを、スクーバダイバー達はほとんど撮らないし、メディアも”水中写真”として取り上げない。これも固定観念の典型。 自身の日常の営みから離れて表現しようとしても存在感が生まれないのは、、写真や絵だけでなく、音楽でも同じでしょう。 刷り込まれた”らしさ”を追う活動に命は宿りません。それはジャズでもロックでも、クラシックでも現代音楽でもなく、フリーでも、即興でもなく、只の猿真似、ならまだマシな方で、大抵はアーティスト”ごっご”。世間的には「芸術」とされているクラシック音楽や現代音楽も含めて。 ”ごっこ”に明け暮れる人生は、年齢を重ねるほど空しくなります。自由な表現を求めていたつもりが、気がつけば、同じ仲間と同じ遊びでツルんでいることしか出来なくなっている。それはかつての、麻雀、ゴルフに明け暮れたサラリーマン達と何ら変わりはない生き方。 そうならないよう、気をつけたいものです。
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イノヴェーションは結果論。地道な研究事例紹介

この20年あまり日本国内では、産業界だけでなく大学でも、米国など海外の事例の一面だけを誇張し、知的財産権で世界中から金を巻き上げられるような「独創」「イノヴェーション」ばかりが推奨される風潮(逆に言えば知的財産権でのボロ儲けに直結しそうにない研究を蔑む)をしばしば見聞きしますが、「独創」「イノヴェーション」というのは(特に後者は)結果論であって、全ては一歩一歩の改善の積み重ねからしか生まれません。 近頃話題のFacebookやTwitterも突如生まれた大発明ではなく、半世紀以上に渡る、ネットワークによるコミュニケーションの研究や現実社会での利用例の延長線上に生まれたしくみです。コンピュータで世界の人々がつながるという話自体、パソコンやネットはおろか、グラフィックディスプレイ付のキーボード端末さえ無かった、1960年代前半から提唱されていた構想で、インターネットの出現によって突如生まれた構想ではありません。 という訳で、今回は、最近報じられた、地道な研究の成果を2例紹介したいと思います。 一つ目は、秋田県立大の岡安光博准教授(39)が開発した電子白杖 http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110202mog00m040017000c.html http://mainichi.jp/photo/news/20110201k0000e040069000c.html 超音波センサーを使って、前方と上方の障害物を検知する装置を、視覚障害者の方が使う白杖と同様な大きさ・形状の杖に納めた製品で、重さも白杖と同程度の300g。価格は従来販売されていた外国製品の半額程度(\43,000)という優れた製品です。 この種の、視覚障害者向け歩行支援ツールは、マイクロプロセッサが家電製品にも使われ始めた1980年代末から、多くの大学研究室や企業で研究され(ながらも、重量やコスト面の折り合いがつかず挫折し)ていました。最後まであきらめず工夫を続けた人達に、電子部品の小型化・低価格化が味方した成果だと思います。 もう一つの事例は、天然(野生)日本ウナギの卵採取成功のニュース http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00192331.html http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0202&f=it_0202_024.shtml http://mainichi.jp/photo/archive/news/2011/02/02/20110202k0000m040145000c.html ウナギの生態、特に生殖は未だ謎につつまれていて、今回の卵発見も、世界初の成果だそうです。 日本では先の戦争中、出来ないことを知りながら、「うなぎの養殖法を研究する」と言って、戦争中にちゃっかりうなぎを食っていた学者達がいたという話を、どこかの本で読んだことがありますが、日本で採れるウナギが、太平洋のどこかの深海で産卵しているらしいという所までは、当時から分かっていたそうです。 ウナギの生態が分かったからと言って、これと言った経済効果はないでしょうが、人類の活動で生じた環境変化のツケが、食料問題という型で人類を襲うことを、より具体的に明かすのには役立つでしょう。
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Holidays in Moalboal

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          ↑ まるで岩壁のようなイワシの大群 今月上旬の話になりますが、フィリピンのモアルボアルというダイビングリゾートへ、水中撮影に行ってきました。 現地へ行ってから知ったのですが、この季節、モアルボアル周辺の海はベストシーズンではなく、雨が降るとすぐ海の透明度が落ちてしまう情況で、私が潜った時も、透明度が10mあるか無いかの海況が続いていました。そのせいで、南国特有の色鮮やかな海中風景を楽しむことはできませんでしたが、怪我の功名で、沖合いにいつも居るイワシの大群は、まるで動くモノクロ抽象画のような映像になりました。 イワシの大群静止画: http://picasaweb.google.com/skyoukai/DancingSchoolOfSardine# イワシの大群動画: http://www.youtube.com/watch?v=6Y9GJ5M64ks http://www.youtube.com/watch?v=kpYBt3_8dsw http://www.youtube.com/watch?v=gDPXZiyL4a0 http://www.youtube.com/watch?v=xTyY6hIQoTs 町の中心から歩いて行くにはちょっと厳しい位離れたビーチリゾート(というより民宿村という感じ)には世界のろいろな場所から人が集まり、暮らしている様子。お世話になったダイビングショップ”チキチキダイバーズ” http://www.tikitikidivers.com/index.html も、個性的で楽しいスタッフ(女性)ばかり。 プライベートな事柄なのでこういう場所には書けませんが、いろんな所から来た人の、いろんな人生があるようです。 実際現地で暮らしたり、ビジネスをするとなると、法整備の立ち遅れもあって、世間でのやりとりは、「ルールより力関係」な部分も少なからずあるようです。土地の登記一つ取っても、相続手続きがルーズで、所有者がとっくに死んでいたり、相続権のある子供達が、(子沢山のせいもあってか)今はどこに居るのか誰も知らないケースが珍しくないとのこと。行政手続きでも公然と賄賂を要求されることが未だあるそうで(賄賂を払わないとビジネスビザが下りないなど)すが、それも話のネタになってしまう位のおおらかさがあるようです。実際、チキチキダイバーズの常連だというお客さんの中には、仕事をリタイヤして、ここに一人で定住している、私と同世代の日本人女性も居ました。 今回、海の透明度の影響で、色鮮やかな写真は撮れませんでしたが、Moalboal周辺の浅瀬には、広大な珊瑚の群生もたくさん残っていて、日本の沖縄並みに、様々な種類の魚が泳いでいました。ただここでも、サンゴの白化や、オニヒトデが散見されたのは、ちょっと気になりました。 Moalboalで撮影した、イワシ以外の写真はこちらです http://picasaweb.google.com/skyoukai/HolidaysInMoalboal#
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体裁を繕うだけの議長国(COP10における議長国日本政府の怠惰)

CBD-COP10開催国日本の開発行為に対するNGO共同宣言 http://www.jelf-justice.org/prefecture-map/documents/COP10-NGOjoint-statement.pdf 日本政府が作成した「ポスト2010年目標原案」と矛盾する日本国内の開発事業 http://www.jelf-justice.org/prefecture-map/jucon-box.htm トヨタ自動車が計画する大規模な生態系破壊 http://bio-diversity.info/
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中国電力の反社会行為、朝日新聞編集委員の差別発言、ほか

環境、人権関係のトピックを4つほど紹介させていただきます。 去る10月16日、中国電力は、まだ原子炉の設置許可も下りていない原子力発電所建設のため、山口県上関町の田ノ浦において、埋め立て工事を強硬しようとしたことが、インターネット上のメディアでは数多く報じられていました。 田ノ浦は、瀬戸内海の中でも生物多様性の高さで注目されている地域であるにも関わらず、中国電力は、わざわざCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)が、名古屋で開催されている時に、工事を強行(環境保護運動のメンバーに阻止された模様)するという、極めて挑発的な行動に出ています。 現在中国地方で唯一の島根原子力発電所は、点検不備のため運転を停止しているそうですが、今年の夏の酷暑にも関わらず、中国地方での電力不足は起きなかったそうです。つまり中国地方にはもはや、2基目の原子力発電所を建設するほどの電力需要が見込めるのかどうか、極めて疑わしいということです。 関連情報URL: http://ameblo.jp/nonukekaminoseki/ http://ameblo.jp/nijinokayaker/ http://blog.goo.ne.jp/kimidoriaoi/e/a2964d261cf598fd7dc35579d5d2137c http://blog.goo.ne.jp/kimidoriaoi/e/2f7611137c440f83a700abefa8b923c5 http://blog.goo.ne.jp/kimidoriaoi/e/4aec78d1a690f554d607e61d765c2f4d http://blog.7gwalk.org/?eid=1261902 次は、昨年の鳩山内閣時代に大きく取り上げられた、八ッ場ダム建設の根拠の一つでもあった、群馬県八斗島(やったじま)の治水基準(基本高水)の問題。 この基本高水が、水増しされていた(ダムが実際の必要量より多く必要になるように数字を細工した)疑いが最近指摘されていますが、自民党の河野太郎さんのブログに、この問題の詳しい経緯が紹介されています。どうやら、「捏造」と言われても仕方の無いような数字が一人歩きしていたようです。 http://www.taro.org/2010/10/post-821.php http://www.taro.org/2010/10/post-822.php http://www.taro.org/2010/10/post-823.php 八ッ場ダムとは http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E3%83%83%E5%A0%B4%E3%83%80%E3%83%A0 http://www.yamba-net.org/ http://www.town.naganohara.gunma.jp/dam/index.html 3つ目は、先日発表された、中国の劉暁波氏へのノーベル平和賞授与。非常に画期的で素晴らしい授与なのですが、なぜ、劉暁波氏が(拘束されるきっかけとなった)「08憲章」を発表した直後の2009年に授与せず、ことし授与したのか?という指摘も出ています。 http://tanakanews.com/101016china.htm ノーベル平和賞に、政治的駆け引きの一面があることは否定し難く(現在は核密約で有名な、日本の佐藤栄作元首相もかつてノーベル平和賞を受賞している。オバマ大統領の受賞も記憶に新しい)、市民レベルの人権運動が政治に利用されないよう、一人一人が注意する必要があると思います。 08憲章とは http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%B6%E5%85%AB%E6%86%B2%E7%AB%A0 http://homepage3.nifty.com/linxnetwork/china/2008/08kenshouyaku.html 最後は、本日午後7時からFM東京で放送された番組"Time Line"における星浩氏(朝日新聞編集委員)による弱者差別発言。 この日の"Time Line"では、「非凡な10代」とのラジオ・ディベートという企画で、”自称”慶応の女子高生が登場。星氏は彼女に対し、現在の民主党政権の政策のブレに関し、唐突に、 「貧困、なまけ者にもお金をあげようとする考えと、お金をあげればよけいに彼らは働かなくなるのでお金をあげてはいけないという考えがある」 と、何ら根拠も示さず、貧困層となまけ者を同一視する発言。更にこの発言の前にわざわざ「たとえ話として」と断りを入れ、用意周到に責任回避。これは明らかに、視聴者に対して、「貧困=怠け者」という固定観念を植えつける意図があっての発言でしょう。 更に、番組に出演した”自称”女子高生は、星氏とディベートするどころか、「貧困=怠け者」論に同調して「私はお金をあげるべきではないと思います」と発言。更に、かつての小泉政権については、「郵政民営化も、ここまで続けて来たからこそ、批判が出るほどの成果が出た」と、大人顔負けの、大人びた発言。 この”自称”女子高生は、昨年(高校2年生のとき)まで部活ばかりの生活で、社会に関心を持ったこともなかったと自己紹介していましたが、高校3年生になってから社会に関心を持ったとは思えないほど、「新自由主義」の論法をしっかりマスターしている様子でした。 マスメディアが自ら、意図的に、視聴者に差別意識を植え付けている典型でしょう。
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とりあえず速報

8/19から8/29まで、オーストラリアで旅行業を営む高島雅之氏のスポンサーで、トンガ旅行へ行ってきました。 とりあえず、旅先で撮影した写真を公開しました。 http://picasaweb.google.com/skyoukai/MYTONGATOUR2010Part1UnderWater# http://picasaweb.google.com/skyoukai/MYTONGATOUR2010Part2AroundTheResorts# 詳細は後日掲載予定。
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内陸でも進む原油流出

米メキシコ湾沖合での原油流出事故は、未だ原油流出が続き深刻な環境破壊が続いていますが、 http://www.cnn.co.jp/usa/AIC201005240010.html http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-15462220100524 http://mainichi.jp/select/world/news/20100522ddm007030005000c.html こうした被害は今に始まったことではなく、原油流出による環境破壊は内陸部でも広がっています。 マスメディアがそれを報じない(インターネットニュースでは報じられている)ので、 私達が知らないだけです。 南米エクアドルでの深刻な環境破壊は、度々報じられているので認知が広まりましたが、 http://democracynow.jp/submov/20071227-1 http://info.linkclub.or.jp/nl/2005_10/reration.html http://pink.ap.teacup.com/furuya-y/364.html その他カナダでも、深刻な環境破壊が広がっています。 http://www.diplo.jp/articles10/1004-2.html 近年原油採掘が活発になっているロシア周辺でも、恐らく同じような環境破壊が 進んでいるでしょう。 http://www.ni-japan.com/topic361.htm どんなエネルギーでも、一箇所から大量に手に入れようとすれば深刻な環境破壊をもたらすのだと思います。 石油、原子力は言うまでもなく、風力も、恐らく太陽光も。
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昔に戻っても解決しない

森を守るとか、里山を守るとか、日本の第一次産業を守る話になると、環境保護になるからと、以前からのやり方をそのまま引き継ごうとする精神論が幅を利かせがちですが、衰退したものは衰退するだけの理由があったわけで、精神論では何の解決にもならないと思います。 下記の記事も、そんな日本国内の論調に一石を投じるもので、日本の(これまでの)林業の問題点を整理し、改善策を提言しています。今までマスメディアが殆ど報じなかった、私のような林業素人には「目から鱗」の指摘が数多く記載されていました。 (全文を読むには無料のユーザ登録が必要です) http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20100216/212806/
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Perth報告最終回(蝉時雨とワイナリ)

2010年1月3日 8日目に渡るPerth周辺ツアーの最終日。今日はYallingup のキャンプ場
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から車で南へ30分ほどの所にある、Margaret river のワイナリーを見学してからPerth帰還の予定。 Yallingup を出ると10分もしないうちに、Margaret river という地名が書かれたワイナリの看板が目に入る。 http://www.thewaguide.com/margaretriver.htm http://www.westernaustralia.com/au/Things_to_See_and_Do/Suggested_Itineraries/Pages/Margaret_River_Food_and_Wine.aspx?icid=twa:si:pmre:mrfoodwine:foodwineexp#day2/ http://westernaustralia.tv/video/112/Western-Australias-South-West-Coast-by-Lonely-Planet 地名の由来は、この地域の中央にある小さな川
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の名前なのだけど 端から端まで行くのに、(信号の全く無い真っ直ぐな道を)車で走って30位かかるんじゃないかと思えるほど、広い地域がMargalet river という地名になっている。この一帯は、Perth からの日帰りツアーのコースになっていて、実は昨日行った Busselton や Geroraphic Bay のビーチは、ワイナリ見学ツアーの帰り道の、立ち寄り地点になっている。 川辺を歩けば、車の騒音の中から蝉時雨やカワセミの鳴き声が聞こえてくる http://www.youtube.com/watch?v=C0SeDprO1_0 朝食は、Margaret river の川を渡った所にある町のコーヒーショップで。ここは外国人も来る観光地なので、メインストリート(と言っても端から端まで歩いて5分ちょっと)の両側には、都会的なカフェやブティックやみやげもの店が並び、オーストラリアの主要銀行のATMも完備。
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朝食のあと、まず訪れたワイナリは、The Voyager Estate http://www.voyagerestate.com.au/home.html ワイナリとしての開業は1991年と、比較的新しいけれど、見渡す限り葡萄畑の広がる広大なワイナリ。ワイン直売店兼レストランの脇にはヨーロッパ風(フランス式らしい)の大きな庭園。実はこの庭園の地下がワインセラ(ワイン樽の貯蔵庫)
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ここのワインは世界各国に出荷されていて、日本でも、富山県のVillage Cellars という会社が輸入しているとのこと。ワインを試飲させてもらうと、安いワインから順に出されるのだが、高いワインほど、いろいろな風味のバランスが良く、試飲するとやっぱり高い方を買いたくなってしまう。なかなかの商売上手。
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2軒目に訪れたのは、Leeuwin Estate。 http://www.leeuwinestate.com.au/ ワイナリとしてのオープンは1978年で、Voyager Estate より10年ほど歴史が長い。ランドスケープデザインは、Voyager Estate とは対照的で、現地の自然を前面に出した野趣あふれる風景が広がっている。見学者向けの駐車場も、入り口から車で1~2分、蝉時雨に包まれた原生林や草原を抜けた所にある。
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このワイナリは、販売しているワインの酒類が多く、品揃えもちょっとユニーク。Art series と銘打ったワインのラベルには、ワイナリが購入した絵画が縮小されて印刷されている。駐車場近くあるレストラン兼売店の地下には、購入した絵画が展示されていて、このコレクションがなかなかいい。抽象的な絵画が多いものの、芸術思想に対する妙なこだわが無い分、Perth のArt Gallery (公立美術館)に展示されている収蔵作品 より見ていて気持ちがいい 。ギャラリーの奥は樽の貯蔵庫になっていたが、今も実際に使っているのかどうかは不明。
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ギャラリー見学のあとは、レストランで昼食。
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注文したのは、ボイルしたカラス貝と、チーズつきのサラダ。カラス我貝は、生姜と唐辛子と、そのほか何種類かのハーブを組み合わせたらしい黄色いスープで下味が着けてあって、このスープがけっこう美味しい。西洋料理にしては塩味の強いスープで、唐辛子を使ったり、色が黄色かったり(ターメリックか?)、東南アジアやインドの料理からヒントを得たスープかも知れない。サラダの方は、チーズと野菜を混ぜるのではなく軽く焼いたチーズが2つ、野菜の脇に盛り付けられていた。こちらも美味。レストランでは、何かを注文すると無料でパン(バゲットの半分位の大きさ)が付いて来るので、日本人ならメインディッシュを頼まなくても、サラダや前菜だけで十分。ちなみに、他のお客さん(白人)が注文した料理を見てみたら、ステーキはどう見ても300g以上、鳥肉料理は、もも肉が骨付きで丸ごと3本皿に乗って来る。カボチャのソテーは、一人前が大き目のカボチャ半分。メインディッシュは$30~$40台(2400~3200円)と、単価も高いですが、量は間違えなく、日本のレストランの2~3倍はあります。
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のんびり昼食を取っていたら、時刻は既に2時半を回り、そろそろPerth へ戻る時間。帰りは、ほとんど高速道路のような、カーブのゆるやかな道ばかり。制限速度も、ほとんどのルートで90km~110km。途中、ガソリンスタンドでの休憩も含め、3時間でPerthに着きました。一般道を通って来た(高速道路などない)のに平均速度はほぼ100km/h。オーストラリアは雄大な国です。 翌1月4日、帰国の途に。乗り継ぎで立ち寄ったシンガポールのチャンギ国際空港 http://www.changiairport.com/changi/en/index.html?__locale=ja http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%AE%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E7%A9%BA%E6%B8%AF は、まるで巨大なショッピングセンター。私は5時間ほどの待ち時間でしたが、半日位は充分退屈せずに時間が潰せそうです。 24時間オープンのFood courts には、(恐らく現地の華僑が経営しているらしい)中華料理の店が幾つも出店していて、定食類はほとんど日本円で500円前後。空港内のコーヒーショップのケーキ(ただし日本の倍くらいの大きさ)と同じ位の値段ですから、ムチャムチャお得(西欧式の飲食代が異様に高いと言うべきか?)。思わず蒸し鶏の定食と、(なんだかよく分からないけど美味しかった)炒めそばを食べてしまいました。それでも日本円で計900円位(空港の中でこの値段)。 空港内の様子も、探検して日記で紹介したい位でしたが、Perth滞在記の原稿を(見聞きしたことを忘れないうちに)空港内で書いていたので、そこまで手が回りませんでした。今度行く機会があったら、じっくり探索してみたいと思います。 Perth報告その1~その7はこちら http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_4.html http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_5.html http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_6.html http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_7.html http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_8.html http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_12.html http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_13.html
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Perth報告その7(地元の方御用達)

Perth 滞在7日目、2010年1月2日。 今日もカーナック島ツアー(野生のアシカと遊べる)は客が集まらず中止。その代わり、高島氏の車で、高島氏お勧めのパース南方1泊2日ツアーへ行くことに。彼が、是非とも私に体験して欲しいツアーコースだというので、どんな経験が出来るのか期待していたのですが・・・ 初日は、パースの南西230km位の所にあるGeographic Bay 探索。Geographic Bay は、大陸の西側に突き出した半島状の土地の北岸にある。湾というよりは、弓なりに凹んだ長い海岸線で、湾の中に、更に小さな湾やビーチや岬がたくさんある。 まずはパースから2時間ほど車を走らせ、Geographic Bay の東端にある Busselton へ。 http://www.thewaguide.com/busselton.htm http://www.westernaustralia.com/en/Pages/Attraction.aspx?n=Busselton_Jetty_Experience&pid=9002403 ここは全長1.8kmという恐ろしく長い桟橋(Busselton Jetty)がある観光名所。この桟橋の先端が、有名なダイビングスポットになっているのだけれど、 Busselton Jettyは現在リニューアル工事中で、根元部分の数百メートルまでしか行けない。高島氏の説明では、桟橋の途中でも水深6mはあるので十分ダイビングが出来るという話だったのが、現地へ着いてみれば、桟橋のある海は、沖の彼方まで見渡す限り遠浅の砂浜。高島氏は、海岸から海に入って、水深のある沖まで泳いで行く(エアタンクを背負ったまま)つもりだったらしいが、200~300m泳いだ程度では、ダイビングどころかシュノーケリングすら出来そうにない。地元の人に、「今はダイビングは無理(桟橋が工事中なので)」ときっぱり言われ、ダイビングは中止。そりゃ、桟橋が異様に長い訳だ。相当沖まで桟橋を伸ばさなければ大きな船は入港できない(ちなみにBusselton Jettyは1972年に桟橋としての運用は終わり、それ以降は観光ポイントとして保存されています)。
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次に高島氏に案内されたのは、彼が昔シュノーケリングをした事があるという、 Geographic Bay 内の海岸。パース在住22年の高島氏はこのあたりに詳しそうな話しぶりだったけど、1回目に出た浜はハズレ。 その次行った浜で間違えないというので、シュノーケル、マスク、フィンを着けて海へ出発。
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ところが、高島氏が昔遊んだという岩場までは数百メートル以上の距離がある。随分時間をかけて(恐らく10分位)水面移動し、たどり着いた岩場には、確かに魚は多いけど、ほとんどが体長数センチ以下の小魚ばかり。
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「わざわざシュノーケリングしに行くような場所かい?」と、内心思いながらも、せっかく来たのだからと、小魚の群れを写真に収めて帰って来てみれば、高島氏は先に上陸していて、 「ごめん。ここじゃなかった。」 ってオイ!ぜんぜんツアーガイドになってない。 更に別の浜へ移動し、3度目の正直で、ようやく目当ての場所に辿り着いたものの、昔高島氏がシュノーケリングを楽しんだと言う岩場周辺は釣り人だらけで近づけず。おまけに冷たい海流が流れ込んでいて、ただでさえ日本の夏と比べて水温が低い西オーストラリアのビーチ(水温22~23℃)よりも一段と冷たい。泳ぎ続けても体が温まらずに冷える一方。仕方ないので、岩場から数十メートル沖に立つ岩の回りをぐるりと1周して帰還。 当てが外れまくった素潜りの後は、Geographic Bay の東端にある砂浜 Eagle Bay を見て、 http://www.westernaustralia.com/en/Pages/Destination.aspx?n=Eagle_Bay&pid=9005353
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更に、Eegle Bay とは岬を挟んで反対側にあるYallingup Beach(サーフィンの名所だそうです) http://www.westernaustralia.com/en/Pages/Attraction.aspx?n=Yallingup_Beachπd=9001576 http://www.yallingupbeach.com.au/pages/information.htm で夕日見物。
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宿泊は、Beach 近くのキャンプ場でテントを張って宿泊。 「海中も海岸からの眺めも、ものすごく美しい景色なので是非佐藤さんにも見て欲しい」と、高島氏が熱く語っていた Geographic Bay は、一回りしてみれば、確かに美しい景色ではあるものの、Perthから2時間足らずで行ける Rottnest 島と似たり寄ったりの美しさ。外国から観光に来た人が、わざわざ1日かけて行く価値があるかというと、いささか疑問。シュノーケリングスポットは、 Rottnest島の方が魚影が濃い位だし、 Busselton Jettyも今シーズンはダイビング不可。 私が普通のツアー客だったら、怒っていたかも知れないほど、出たとこ勝負のツアーでしたが、今回は社会勉強のつもりで来ていたので、 Busselton Jetty を除けば外国人観光客など皆無の、地元の人ばかりのビーチやキャンプ場を訪問できたのは、良い勉強になりました。 とにかくどこのビーチにも、必ずクルーザやジェットスキーが来ていて、道路では至る所でクルーザを牽引して走る車と出くわす。とにかくボートクルーズがごく普通のレジャーになってる国のようで、Eagle Bay では、人が少ないのをいいことに、海水浴場の砂浜に直接車で乗り込んで、海水浴場のド真ん中からクルーザを海に入れる輩まで(これはいくらなんでもルール違反でしょう)。 キャンプもこちらではごく庶民的なレジャーだそうで(小中学校で野営の方法を教える授業があるそうです)、日本のように急な豪雨や強風も無い、夏の西オーストラリアでは、テントも吹けば飛ぶような簡単なもの。雨で土が濡れたときに備える防水シートも敷きません。私達が泊まったキャンプ場にはバーベキュー台はもちろん電子レンジまで常備。私達はレストランで夕食をとりましたが、
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これならキャンプも楽チンでしょう。 続く Perth報告その1~その6はこちら http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_4.html http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_5.html http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_6.html http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_7.html http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_8.html http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_12.html
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効果をデッチ上げ環境破壊

ジャーナリスト志葉玲さん http://reishiva.jp/ の取材による、圏央道問題に関するレポートです。 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20091209-00000000-spa-ent 世界的に見ても極めて多様なことで知られる高尾山周辺の生態系や、同地域の生態系を支える地下水系の破壊が問題になっている圏央道の工事ですが、その費用対効果(費用便益比(B/C))は、採算割れが予想されています。 圏央道の費用対効果を推計し、採算割れの見通しを公表した(B/C=0.35)、アプレイザル社代表取締役の松下文洋氏によると、国交省が試算した便益、年間約664億円(B/C=2.6)は、本来は統計含めるべきではない道路の便益まで盛り込んで強引に算出した結果と推測されるそうで、 国土交通省は、便益推計の根拠となった資料の開示を未だ、(保存していないという口実で)拒否しているそうです。 またアプレイザル社によれば、圏央道が開通しても、国道16号の通過時間は3分程度しか短縮しないと見込まれ、渋滞緩和の効果は期待できないそうです。 圏央道の問題は、これまで国家が行ってきた公共事業の多くが、実際には公共の利益のためではなく、特定の業者に税金をつぎ込むために行われてきた実態が、健在化した一例ではないかと思います。 その他参考資料 http://www.takaosan.info/kenoudou.htm http://www.kogai-net.com/ketsugi/31so_takao.html http://www.asahi-net.or.jp/~DS2Y-ARI/undou.html
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Perth報告その5(定番!Rottnest Island)

2009年大晦日 パース滞在5日目。今日はロットネスト(Rottnest)島へ日帰りツアー。ロットネスト島はパースの沖合いに浮かぶ美しい島。ロットネスト島へ行くには、パース市街から車で30分ほどのところにあるフリーマントルという港町から出る船に乗って30分ほどの航海。ガイドの高島氏は自転車を持参(島を自転車で回るため)でやる気満々。
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ロットネスト島を紹介しているホームページ http://www.rottnestisland.com/en/pages/Home.aspx http://www.thewaguide.com/rottnestisland.htm 私も島でレンタサイクルを借りて、高島氏と一緒に自転車で島内散策。島の周囲の海岸線は大小様々な凹みがつながっているような形になっていて、島の周囲には、観光案内図に載っているだけでも15の”Bay”がある。
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今回は、港を基点に島の周囲を半時計回り(島の東側を基点に北回り)に進み、Bay やBeachの写真を撮りながら小一時間行ったところにあるLittle Armstrong Bay で昼食。この湾は、水深が深い西側がレジャーボートの停泊地で、リーフがあって水深の浅い東側が自然保護区(生物の採取一切禁止)になっていて、ここが高島氏お勧めのシュノーケリングポイント。
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海に入ってリーフに向かうと、数は多くはないものの、いろいろな魚が泳いでいる。ざっと見た感じでも5~6種類は居る。海の栄養が豊富なのか、水中の岩も水底もびっしり海草で覆われている。リーフには穴が幾つも空いていて、そのうち一箇所が海中のアーチになっている。残念ながらリーフ周辺は透明度が悪かった(6~7m位)ものの、アーチの向こうから差し込む日光や、常にアーチの近くだけをぐるぐる回っている魚の群れなどを撮影ながら1時間ほど素潜りを堪能。
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素潜りの後、再び自転車に乗って島の西端 West End を目指す。西風が強いものの、日差しも強く、予想通り濡れた体がみるみる乾く(実はシュノーケリングで着ていたスーツのままで自転車に乗っていた)。水泳直後の自転車漕ぎはかなりキツかったものの、結局、途中写真を撮りながらも7~8kmほどの道のりを1時間弱で走破。West Endの岬に立つと、北側はCathedral Rocks という岩場で、この日は強い西風が吹いていたので豪快な波しぶきが絶え間なく打ちあがっていた。
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一方南側はFish Hook Bay という入り江で、波一つ無いエメラルドグリーンの水。
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ここで30分ほど景色を見ながら休憩し、島の東端にある港までの帰途につく。時刻は午後3時半。午後5時までに港近くのレンタサイクル店に自転車を返さなければいけないので、島の南側の海岸線を回るルートはあきらめ、島の中央を通る最短ルート(走行距離10km位)で帰還。途中、島の中にある湖や、島に棲む有袋類Quoka を撮影ながら、自転車を無事返却。 Quokka は、同じ島に居ても、棲んでいる場所によって人間に対する警戒心がまるで違っていて、港から遠い茂みの中に居る Quokka は、人の姿を見るとすぐ逃げるけれど、港周辺のQuoka は人が近づいても逃げないどころか、中には、何かくれるんじゃないかと期待して、人に近づく奴も居る。人の手に何も無いと分かると人の指をかじったり、カメラを向けるとカメラをかじる奴まで。けれど地元の人にとっては、Quokka など別に珍しくもなんともないらしく、近くにQuokka が居ても見向きもしない。
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午後6時過ぎ、陸へ向かう最終の船に乗ってフリーマントルへ。夕食はパース市街の香港式中華料理屋(初日とは違う店)。高島氏お勧めの、酸っぱくて辛いスープ(しいたけや卵や、いろんな具が入ってる)と、甘酢のようなたれがかかったローストチキン(皮をカリカリに焼いている)、そして福建チャーハンを注文。チャーハンの量が半端じゃない。日本のチャーハンの3~4人前はある。これで一皿$14(1100円ちょっと)だから量を考えれば日本より安い。 次の日の元旦は、アシカのコロニーがあるカーナック島へ行く予定だったのが、島へのツアー客が集まらず中止。次の日早起きする必要がなくなったので、パース駅北側の商店街で行われていたカウントダウンイベントを見に行く。午後11時半頃行くと、ラテン系のバンドが演奏中。編成は、トランペット兼ヴォーカルとトロンボーン、キーボード、ベース、ドラムに、踊り担当のお姉さん3人(日本で言えば米米クラブみたいなもの?)。マンボとか、ラテン系の曲はなかなかいいノリで演奏していたけれど、ロックンロールのノリは今ひとつ。けれど回りはツイストしまくる見物人多数。お年寄りのカップルはジルバでダンス。そんなこんなしているうちに演奏も終わってカウントダウン。 で、午前零時をみんなで祝ったら、その後は何もなく流れ解散。日本でこの手のイベントなら、新年になってからもプログラムが続きそうなものだけど、こちらは大晦日がメインイベントで、ファイナルは新年のカウントダウンで終わるらしいです。 続く Perth報告その1~その4はこちら http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_4.html http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_5.html http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_6.html http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_7.html
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Perth報告その4(サバンナのような牧草地の果てに)

2009年12月30日 パース滞在4日目。風が強く曇りがち。雲が空の低い所を流れている。近くを低気圧が通過しているらしい。気温も低く、恐らく20度ちょっと。この日は当初予定していたパース南方でのダイビングを止め、パースの北250kmほどの所にある奇石の名勝、Pinacle Desert へ。 http://translate.google.com/translate?hl=en&ie=UTF8〈pair=en|ja&u=http://www.dec.wa.gov.au/content/section/33/1558/ http://www.topticketwa.com/pinnacles.html http://www.thewaguide.com/pinnacles.htm パースから30分ほど北へ進み、一昨日訪れたSwan Valley を通過すると集落はなくなり、潅木に覆われた大地か、まるでサバンナのように広大な牧場が見渡す限り広がっている。
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パースを出て2時間ほど進んでから立ち寄ったガソリンスタンド兼レストランの敷地には大きな鳥小屋があって、大小様々のインコを飼っていて、鳥小屋の周りにも、野生のインコが集まっていた。オーストラリアならではの風景。更に30分をほど進むと、丘の上にある数十基の風力発電用風車が目に入った。高島氏によると、パース周辺は、世界屈指の、強い風が安定して吹く地域だとのこと。
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 出発から3時間。ようやく、 Pinacle DesertのあるNambung National Park の入り口に到着。 Pinacle Desertの駐車場まであと5km. さきほどまでの、潅木か牧草ばかりの風景とは違って、Nambung National Parkには小さな砂丘が点在している。  更にPinacle Desertへ到着すると、白い砂で出来た周囲の砂丘とは違って、この一帯だけ、赤みを帯びた黄土色の砂の上に、とんがった岩が並ぶ不思議な風景が広がっている。
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(Pinacles の写真は、世界中の旅行代理店や旅行者が、インターネット上で公開しています。興味のある方はサーチエンジンで、"Pinacles West Australia"というキーワードで検索してみてください。) Pinacle Desertの砂はかなり大粒で、砂というより岩を細かく砕いたような印象。砂の上に立つ岩石も角が鋭く尖っていて、大きな岩が風化ではなく、端から割れていって、現在のとんがり帽子のような形になったのかも知れない。岩は場所によって、黄土色、茶色、グレーなど、様々な色をしているものの、どれも表面に無数の細かいくぼみがあり、見るからに脆そうな岩ばかり。岩の周りには、岩から剥がれ落ちてからあまり年月が経っていないらしい、軽石のような小さな破片がたくさん落ちていた。木の枝のような形の破片が多く、何かの化石のようにも見えた。
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駐車場近くのギャラリーに、Pinacle Desertの岩について解説しているらしいパネルがあり、古代の動物の化石がどうのこうのと書いてあったように思えたのだが、辞書を片手にきしんと訳しながら読む時間はなく、石のかけらについては未確認のまま、Pinacle Desertを後にした。 (帰国後インターネットで調べた所、Pinaclesの奇石は、太古の沿岸部にあった原生林の根の周りに堆積した石灰岩だそうで、樹木が風化で消えた後、石だけが残ったと考えられているそうです) 帰路では、行きに給油したガソリンスタンド兼レストランで軽いランチ(といっても時刻は午後5時近く)。ついでに野生のインコの写真も撮ってからパースへ向けて出発。
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夕食は、一昨日夕食を採った、高島氏自宅近くのパブの隣にあるレストランで。 http://www.mullaloobeach.com.au/ http://www.mullaloobeachhotel.com.au/index.php シーザースサラダ($17)と焼きカボチャのリゾット($22)を高島氏と二人でシェア。安くはないけれど値段だけの価値は十分にあるおいしさ。日本で同じレベルの食事をしても、やっぱりこの位の値段になるだろう。それに、どこのレストランやバーでも、シンプルな葉っぱのサラダが美味しい。日本と比べて、鮮度の良い野菜が安く流通しているような気がする。
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店内の席はぼぼ満席。一昨日と同様、客の殆どが白人。有色人種は私達も含めて数十人に一人。ほとんどが4~5名以上のグループで、近所の人達や親戚が集まっている(あるいは合コン?)感じだけれど、若い女性はパーティーで着るような露出度の高い衣装を着ている子が多く、お化粧もしっかり。ただし濃い色使いは控えたメイクで、化粧で人目を引くような子は居いなくて、皆、(普段の夕食とは違う)ディナーを楽しみに来たという雰囲気。男性の着ているシャツも色褪せていない(何度も洗濯したものは着ていない)。日本(の東京界隈)で言うと、自由が丘や二子玉川界隈の、女性向けの雑誌に載るような、ちょっとお洒落なレストランに来たような感じで、個人的には、ちょっと場違いな所へ着てしまったかなという感も無きにしもあらず。ナイフ・フォークの使い方もこなれているし、この店に集まる人達は、庶民とはちょっと生活水準が違う人達なのかも知れません。 パースへの帰りも一昨日と同じく電車。高島氏と駅で別れてから、切符を買おうとすると、小銭が足りない。紙幣も切らしてしまった(こちらの券売機は小銭しか使えない。おまけに無人駅)。とりあえず手持ちの小銭で買える切符で乗車し、パースに着いたら駅員さんに(クレジットカードで清算できないか)掛け合ってみようと思っていたら、パース駅の改札には駅員の姿は既になく(夜10時過ぎに着いた)、居るのは警備員だけ(彼らは乗客の持っている切符のチェックはしない)。ラッキーでした。 続く Perth報告その1~その3はこちら http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_4.html http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_5.html http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_6.html
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Perth報告その3(天然の動物園Rockingham)

2009年12月29日 パース滞在3日目。天気は曇り。景色を撮影するには今ひとつの天気ながら、日焼けの心配も、暑さでバテる心配もない(晴れると車のエアコンが効かなくなるほど気温が上がる)行楽日和。今日はパースの南方にある海辺の町のRockingham界隈で海遊び。 http://www.westernaustralia.com/en/Pages/Destination.aspx?n=Rockingham&pid=9004895 午前はRockinghamの海水浴場沖でダイビング。久々のビーチエントリ。陸からダイビングポイントの方を眺めると、イルカが2頭、ちょうど水深が急に深くなっているあたりを海岸線と平行に泳いでいた(水中でイルカに会えるかと期待したけどだめでした)。ここはドルフィンスイムでも有名な場所。 砂浜から海へ入り、潜水ポイントまで水上を移動してから潜行開始。水温22度。透明度は5~10m位。見通しは利かないものの、魚を集めるために海に沈めたボートや飛行機の場所まで、案内用のロープが海中に張ってあるので、ロープさえ見つければ水中で迷う心配なし。魚影はまずまず。日本付近では見られない、オセアニア特有の魚貝類見物を堪能。
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小1時間ダイビングを楽しんで、昼食を食べた後は、Rockingham沖に浮かぶPenguin Islamdで鳥類観察。 http://www.thewaguide.com/penguinisland.htm http://www.westernaustralia.com/en/Pages/Attraction.aspx?n=Penguin_Island&pid=9001620 Penguin Islamdへの渡し船を運航しているのは、Rockinghamのドルフィンスイムをやっているのと同じ会社。この会社の社長は、小さなゴムボートでドルフィンスイムをはじめたそうで、はじめは2~3人程度しか客が集まらなかったとか。その当時高島氏は、自分の会社のスタッフを応援に派遣して彼をバックアップしていたそうで、今では50人乗りのボートでドルフィンスイムを開催するほどの大盛況。それ以外にも、船上からイルカを見るドルフィンウオッチやアシカのコロニーを見学するツアー、Penguin Islamd内で、保護したペンギン(病気や怪我で弱っているペンギンを保護して治療している)への餌付けを見せるペンギンショーなど、色々なアトラクションを開催していて、高島氏によれば、社長はドルフィンスイムで家を5軒も!建てたそうです。 http://www.dolphins.com.au (ちなみに、Penguin Islamdへは船を使わず、水深の浅い海中を歩いて渡ることもできます。実際、 大勢の観光客がひっきりなしに、水着姿で荷物を頭に載せて、数百メートルの浅い海峡を歩いていました)。 さてPenguin Islamdへ上陸してみると、ペンギンだけでなく鳥がうじうじゃ。この島をねぐらにしている鳥が、ペンギン、ペリカン、カモメなど5種類位。そのほか、陸から飛んで来るインコが1~2種類。 ペンギンなど小さな鳥は、島に生えている低木の陰や、遊歩道の下で暮らし、カモメやペリカンは丘の上にコロニーを作って生活(コロニー周辺は立ち入り禁止になっている)。ペンギン(昼間に島に残っているのは、みんな子供だそうです)は大切に保護されているらしく、静かにゆっくり近づけば人を恐れることもなく、写真は撮り放題(ただしストロボ使用は厳禁です)。
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夕食は、パース郊外にあるAlbion Hotel というステーキハウス。高島氏によると、実際にホテルも営業しているとの話だったがどこがホテルに入り口なのか最後までわからず。かなり古い建物で、天井のファンが、ベルト駆動でゆっくり回るという珍しいからくり。
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店に入ったのが早すぎて(午後5時頃だった)、レストランはまだオープンしていなかったので、パブでビールを飲んで時間を潰す。たのんだビールはちょっと酸味のあるさくらんぼのような味わい。炭酸も強くなく、まるでジュース。それに比べると、日本のビールメーカー各社の味は、横並びもいいとこ。英国式に比べたら、銘柄毎の味の違いなんて無いのも同じ。これじゃ市場の食い合いになるのも無理は無いと納得。 午後6時を回り、ステーキハウスがオープンしたので夕食開始。注文したのは高島氏お勧めの、ラムとTボーン。二人でシェアしたものの、やはりこちらのステーキは、一人分の量が日本の倍くらい あるので、腹十二分目位の満腹になりました。もっとも、(取り放題の)サラダも、日本のどんぶり山盛り一杯位は食べていましたが・・
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さて明日は、悪天候でなければパースを離れて一泊キャンプの予定。しかし夜になってから雲も厚くなり風も強くなって・・ 続く Perth報告その1、その2はこちら http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_4.html http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_5.html
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Perth報告その2(郊外のニュータウンにて)

パース滞在二日目の12月28日は、パースの北にある高島氏の自宅周辺を散策。まずはパースから電車に乗って Whitfords駅へ。所用時間20分弱 。Whitfords 駅から高島氏の車に乗り、彼の自宅近くの Mullaloo beachへ。ビーチの周りには新興住宅地が広がっている。年末休みのせいか、ゴーストタウンのように人気の少ないパースのダウンタウンとは正反対に、こちらにはたくさんの人出。
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日本のビーチと比べれば、混んでるうちに入らない人出ですが、駐車場(湘南と違って無料!)は、朝9時半頃着いたのに既に満車状態。そしてとにかく昨日に続き、日差しの強さが半端じゃない。海の水温はおそらく22~23℃位でかなり冷たい。日差しが強く、少し泳げば体が温まるものの、私も高島氏もダイビング用のインナースーツを着て水遊び(地元の人は普通に水着で泳いでます)。 1時間ちょっと海で遊んでから、内陸のSwan Valley に移動。一帯にはワイナリーが幾つもあるけれど、生えている樹木はどれも、アフリカのサバンナに生えているような木ばかり。
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こんなところに、葡萄畑を最初に作った人達は、さぞ苦労したことでしょう。実際、葡萄畑にはパイプが張り巡らされていて、パイプの穴から常に水がしたたり落ちる仕掛けになっていました。 ワイナリーを2件ほど回ってテイスティング。どちらも、今年や去年樽に仕込んだ若い白ワインの種類が多い。アルコール度もさほど強くなく酸味・渋みも少なく、すごく飲みやすい。売店の店員さんはその味を”Dry”という表現していたけれど、日本のドライビールのような刺激感は全く無くて、水代わりに飲めそうな美味しさ。「いかにも酒」という味わいが好きな人に好かれるかどうか分からないけど、ワインの奥深さを実感できました。それから、ポートワイン(デザートワイン)の味も、ワイナリーの職人さんの腕の見せ所らしく、こちらもムチャ美味。ただし、デザートワインと言うだけあって、こってり甘いので、かなり甘党の人じゃないとおいしく飲めないかも知れません。 高島氏に薦められるままテイスティングした挙句フラフラになったところで(飲んだ量はグラスワイン1~2杯分のはずなんですが、昼食前の空腹時に飲んだのがまずかったか?)、午前中泳いだビーチに戻り、ビーチ前の小さなホテル http://www.mullaloobeach.com.au/ http://www.mullaloobeachhotel.com.au/index.php の一階にあるカフェで昼食。こちらも駐車場同様ほぼ満席。昼食を食べていて気づいたのだけれど、North Beach 界隈はパースと違って、有色人種が殆ど居ない。ほぼ100%白人。
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                (手前に写っている東洋人が高島氏) この地に住んでいる高島一家(夫婦ともアジア人)は、地元ではかなり珍しい存在なのかも知れません。カフェで1時間ちょっと酔いをさまして、再度ビーチへ。今度はボディーボード持参。5~6分に1回位、高さ1m近い波が来るのでけっこう楽しめる。 かれこれ1時間位波で遊んでいると、さすがに体が冷えてきた。全身水に漬かっていると、生温かく感じるけれど、空が曇ってきたせいか風が冷たい。無理をせず海から上がり、高島氏の迎えを待つ(彼は別件の仕事で一旦帰宅していた)ために駐車場へ。地面に寝そべっていれば体も温まるだろうと思っていたら、さっきは裸足で歩けないほど熱かった遊歩道もすっかり冷えていた。大急ぎで、近くの建物の風下側に回り風を避ける。体感的には、日が指しているときの気温を雲っているときの気温が10℃以上違うような気がする。海沿いといえ、やはり大陸は気候が違う。 陸に上がって30分ほどで高島氏がビーチへ到着。一旦高島邸に行き、シャワーを借り、コーヒーブレイク。彼が20年ほど前にここに引っ越してきた頃は、2階の窓からMullaloo beach が見渡せたそうだけど、今は海岸沿いの住宅の隙間から水平線が見えるのみ。その後、昼食を食べたカフェの2階にあるパブへ行き、ビールとパスタで夕食。この日はパスタが10ドル(普段は14ドル位らしい)。カルボナーラとミートソースを注文して、高島氏と二人でシェア。このパスタ、特にカルボナーラが本格的。日本でもかなり上等なイタリア料理店じゃないと味わえない美味しさ。とにかくクリームソースが美味しい。パスタは、パブの隣にあるレストランで調理していると聞いて納得。ビールの方は、一杯目が高島氏お勧めのオーストラリアのビール。2杯目がアサヒスーパードライ。何と、こんな郊外の住宅地の外れにある、日本人など滅多に来ないパブにまで、アサヒの営業マンが来ているらしい。おまけに、「辛口」と書かれた、スーパードライ専用のグラスまで用意して。けれど、いろんな味わいのある英国式のビールに慣れてしまうと、ただ刺激が強いだけの日本のビール(特にドライ)は、あまり美味しく感じない。2杯目も地元の銘柄をリクエストしておけばよかった。 夕食後は、高島氏に駅まで送ってもらい、電車で帰宅。この路線の車両、日本の電車と比べると、長さが相当長い。恐らく日本の通勤電車の1.5倍位ある。きっと線路のカーブが、日本と比べて緩やかなのでしょう。
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続く 前回の記事はこちら http://hiroshi-s.at.webry.info/201001/article_4.html
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年末年始Perth報告その1

昨年12月26から今年1月5日まで、西オーストラリアのパース在住22年の旅行ガイド、高島雅之氏に招かれ、同氏の案内でパース周辺の観光スポットを見て回って来ました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B9_%28%E8%A5%BF%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%B7%9E%29 http://www.westernaustralia.com/jp/Destinations/Experience_Perth/Pages/Experience_Perth.aspx パース到着当日、12/27の朝はパース市街の西にあるKings Park 散策から。 http://www.bgpa.wa.gov.au/kings-park 朝7時半頃公園に着いて車を降りると、騒音と言ってもいいくらい盛大な鳥の声。数が特別多い訳ではなく、一羽一羽の声がデカいし声が鋭い。思いきり自己主張してiる。色鮮やかなインコも、こちらでは野生で群れている。 画像一つの根から何本も幹が生えている(というより根からいきなり太い枝が斜め上方に伸びていると言った方が良いか?)不思議な木に登ると、ちょうどインコが、その木の枝からぶらさがっている木の実を物色中。一粒一粒味見をしてから、熟している実をかじっていた。更にあたりを見回すと、南国に生えていそうな太いシュロの木(のように見えた)、サバンナに生えていそうな木や、ちょっと寒い所に生えていそうな針葉樹など、ここがどこだか分からなくなるような植生。木から下りて、植えてある木の前にあるプレートを読むと案の定、いろんな地域から運ばれてきた木が植樹されていた。日本の明治神宮と同じく完全な人工林。どんなプランで植樹されたのか知りたいところ。道路の両脇には、地元の慈善団体が1929年に植えたユーカリ並木が、高さ20m位に成長していました。 画像 次に、公園の中央にあるカフェに一休みしに行くと、さっき車を止めた場所には一羽も居なかったカラスがあちこちでうろついている。鳥の種類毎に縄張りが決まっているのか?そういえば、さっきインコが食べていた実のある木はこの辺にはなくて、代わりに人が集まるカフェや売店がある。こちらのカラスも日本と同じで、人の残飯を漁るのかな?それにしても、パースのカラスは鳴き声がマヌケ。鳴き方が、「カァーーッ」じゃなくて「カァ~ァ~ァ~ァ・・・(フェードアウト)」これじゃ、インコにも勝てないでしょ。 http://www.youtube.com/watch?v=OxJYWJXDbfY 画像 カフェの脇にはなぜか、野趣豊かな公園には似つかわしくない洒落た品々を置いたブティックが一軒。「なんで?」と思って店内に入って見ると以外や以外。店内に置かれたガラス製品や陶器の鮮やかな色が、夏のパースの強い日差しに良く似合う。 店内にあった子供向けの絵本も、日本ではあまり見かけない、明度の高い色彩の組み合わせ。 http://www.red-bunyip.com/ https://www.scool.scholastic.com.au/store/Jadehttp.dll?Store&PrdId=7931078&H04=25&promo=sb&_session=fc71513a9268b635 ブティックを後に、更に奥のBOTANIC GARDEN へ。時刻は朝10時を過ぎ、気温も恐らく30℃を軽く超えてたけれど、空気が乾燥しているせいか、あまり暑苦しくないしシャツが汗でぬれたりもしない。まずは川沿いの遊歩道沿いに谷を下る。パースはSwan River という川沿いにある街だけど、丁度パースの所で川が大きく蛇行していて、Kings Park から見下ろすSwan River はちょっとした湖のように見える。日本の十和田湖位はあるかも知れない(実はパースより更に下流でSwan River は川幅が急激に膨らみ、広大な湖のようになっている)。 画像 画像 BOTANIC GARDEN を散策した後、一旦ホテルに入ってチェックイン。そのあと高島氏お勧めの飲茶店で昼食。香港から来た中国人がやっている店だそうで、味は確かに本格中華。料理の写真を撮るのを忘れるほど、夢中で食べてしまいました。 午後のコースはまず、市内の住宅地にあるHyde park から。すり鉢状に窪んだ敷地の中央に沼がある公園で、1周歩いて20分くらい。Kings Park のようにきっちり手入れされた公園ではないけれど、木全体が赤い花で覆われた不思議な木など、こちらならではの植物で彩られていました。
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その後、Swan River 沿いの道を上流側に向かい、川沿いにある足立公園(東京の足立区が寄贈)、Victoria Park(通称鹿児島パークと言うらしい)を散策しましたが、Kings Park などの都心部の公園と比べると、草花の手入れが雑。それと、都心から離れるに従って、枯れ草が目だって来る(夏場はほとんど雨が降らないそうなので)。都心の公園は、スプリンクラーで定期的に水を撒いているのかな? 最後は高島氏お気に入りパブ(日本で言えばビヤホール)でビールを飲んでピザを食べて、午後6時半頃解散。けれどそのあと、この原稿を書き始めて、結局就寝は夜の11時(道中、その日のことはその日のうちに原稿にまとめていました)。 下の写真は、ホテル脇のカフェで食べたデザート。更に乗っているのがアップルパイ(ホイップクリームがかかっている)、右側のグラスに入っている黄色いお菓子が、何とティラミス。日本のティラミスとはちょっと違っていました。
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続く
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ザトウクジラの水中映像

遅ればせながら、昨年9月に、トンガ王国のヴァヴァウ島で撮影した、ザトウクジラの水中映像を公開いたします。 親クジラのターン(36秒) http://www.youtube.com/watch?v=n8hbF7gPNWU クジラのカップル(36秒) http://www.youtube.com/watch?v=g2ehB_7fDu8 親によりそう子クジラ(20秒) http://www.youtube.com/watch?v=qgn1tpO4Cc8 クジラの親子とクジラを追う観光客(6分25秒) http://www.youtube.com/watch?v=Hn61NPsivkE 子クジラ垂直上昇(2分49秒) http://www.youtube.com/watch?v=jBwGSp77zME
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ヴァヴァウ島テストツアー

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オーストラリア在住の名物(というより怪しい)ツアーコーディネータ、高島雅之氏 http://whats-wa.com/ から、 ザトウクジラが去りオフシーズンになったヴァヴァウ島(トンガ王国)に、体長2mのキハダマグロの群れが出るので是非見に来て欲しいと、テストツアーに招待されたので参加してきました。 結論から言えば、目当てのキハダマグロは見れませんでしたが、いろいろ勉強になりました。写真もあれこれ撮影できたので、アルバムにアップロードしました。 http://picasaweb.google.co.jp/skyoukai/TestTourToAuklandVavauIsland# 参加したのは主催者の高島雅之氏と私と、高島氏の幼馴染H氏、そしてニュージーランド在住のダイビングインストラクタのアッコちゃん。彼女は以前、高島氏の会社で働いていたそうで、今は陸の上で仕事をしているらしい。 まずは12月14日、オーストラリアのシドニーで、私と高島氏とH氏が合流し、そこで一泊。翌日ニュージーランドのオークランド空港でアッコちゃんと待ち合わせて、その日のうちにトンガへ移動する予定が、台風接近のためトンガ行きの便が欠航。代わりの便は丸一日後の、12/16夜発なので、止むを得ずオークランドで一泊。余談ですが、オークランドは海沿いなので、魚介類がムチャ美味しい。100円寿司みたいな格安の店は無い代わりに、鮮度の良い最高級の刺身は、恐らく東京で食べるときの半額位。この日はみんなでイタリア料理店に行って、殻付きの生ムール貝(カラス貝)を堪能しました。
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さて翌日、飛行機が夜の8時半発なので、夕方まで各自自由行動。私は市内の観光名所を回るエクスプローラ・バスの1日券($35)を買って市内見物(アルバム参照)。オークランドは大都会なのに、ダウンタウンのすぐ近くにビーチがあったり、市内を一望できる山があったり、以外と自然が豊かです(ただし土地の起伏が激しい上に、ダウンタウンの中心以外は道が碁盤の目からは程遠い方向に走っているので、方向音痴の人が歩いたら、地図を持っていても間違えなく遭難します)。そして夜、無事トンガの首都ヌクアロファに到着してそこで一泊。 12月17日昼、ヌクアロファから国内線に乗ってヴァヴァウ島にようやく到着。午後から船でキハダマグロの群れ探し。ところが、台風接近のせいか波が高くて沖へは出られず、この日は島の周りでダイビングをして終わり。一昨日、オークランド発の飛行機を欠航させた台風は、結局トンガへは向かわなかったものの(そのかわりフィジーを直撃して死者も出た)、ヴァヴァウでは南東からの風が収まらず、2日目、3日目のキハダマグロ探しも、けっこうハードな航海になりました。 結局、ヴァヴァウ滞在最終日の19日まで、お目当てのキハダマグロの群れは見当たらず。 あとで高島氏から詳しく話を聞いてみれば、確かに地元ガイドから、夏(日本の冬)に巨大がキハダが出たという目撃情報が寄せられていたものの、それが群れになっているのを誰かが見た訳じゃない。普通のキハダマグロ(体調1m位)の群れはザトウクジラのシーズン(こちらの冬~早春)に出ていて、群れ目当てなら、わざわざオフシーズンに来る必要もなかったらしい。自腹で来なくてよかった。 とはいえ、キハダの群れは逃したものの、最終日に運良く、Pilot Whale(オキゴンドウ)の群れに遭遇することはできました。ヴァヴァウ島の周りには、年中大物がうろついているのは間違えないようです。
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*今回のキハダ探しでは、ダイブヴァヴァウさんにお世話になりました。 http://www.divevavau.com/index.asp ヴァヴァウ島は、ホエールウオッチングがブームになる前は、1年を通じて観光客(というよりヨット)が立ち寄る島だったそうですが、今はザトウクジラが去ると同時に、観光客もさようなら。オフシーズンには営業しているカフェも、ほんの2~3軒しかありません。一年を通じて海には大物の回遊魚 が居るので、釣り客にとっては面白い島かも知れませんが、そのほかの観光客にとっては、ザトウクジラ以外にこれと言ってネタが無いのが現状。通年のリゾートにするのは、いろいろ工夫が必要でしょう。 ヴァヴァウ島滞在中、夕食を食べたレストランのオーナー兼シェフのローレンスさんは、自分の店を持つ前は、世界の要人のパーソナルアドヴァイザー(元レバノン大統領の執事など)をしていたそう。トンガはキリスト教国になって植民地化を免れたけど、自分たちの歴史を抑圧してしまい、自分達が何者だか分からなくなってしまっていると語っていました。確かに、独自の文化を語ることもなく中途半端に都会の真似事をしているだけの田舎(それも半端じゃないド田舎)に、コンスタントに観光客を呼ぶのは難しいでしょう。 そんなことを頭で考えながら彼の話を聞いていたら(私の語学力では、半分位しか理解できなかったんですが)、彼にえらく気に入られてしまったらしく、 「じゃあ君に本をあげるよ」 と、英語の歴史研究書を2冊ももらってしまいました。 来年再訪するまでに翻訳しなくちゃ(下の写真は、ローレンスさんお手製のスペシャルデザート。手間がかかるので、店がヒマなときにしか作れないそうです)。
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ちなみに、ローレンス氏の奥さんは日本人。彼が元レバノン大統領の執事をしていた頃、サウジアラビアの英国大使館のパーティーで、日本大使館のインターンをしていた彼女と出会った(ひっかけた?)そうです。酒はご法度のイスラム諸国でも、大使館の中は治外法権なので呑み放題。だから大使館でパーティーがあると、サウジアラビアに滞在中の各国大使館関係者が集まるそうで、日本大使館からも日本酒の差し入れがあるとか。 彼女は普段、日本で(ご主人のレストランとは全く無関係の)仕事をして居るそうで、私達がヴァヴァウ島に滞在していたとき、たまたま彼女もご主人の店に居たおかげで、いろいろおしゃべりできました。ローレンス氏(50代)とは、どう見ても干支で一回り以上年下の若い奥様。出身は大阪の堺で、大学を出た後も、一時パリに留学したり、国内外でいろんな仕事をしてきそうですが、どうして(一回り以上年上の)ローレンス氏と結婚したのかについては、最後まで口を割りませんでした。謎めいた夫婦です。 12月19日夕方、ヴァヴァウ島からヌクアロファへ戻り、20日(日曜日)に丸1日ヌクアロファに滞在した後、21日に日本へ向けて出発。22日朝、無事帰国(正確に言うと、帰国したのは私1人で、残り3人は、エウア島と言う離島へ旅立って行きました)。 トンガ王国の日曜日は、法律で「ビジネスをしてはいけない日」になっています。だから空港も休業、タクシーも休業、ツアーもダイビングサービスも休業、お店もカフェもレストランも休業。外国人向けのホテルなど、例外的に営業している店もなくはないものの(そこまで歩いて行ける場所に泊まっている人はいいですが)、土曜日のうちに食料を買い込んで置かないと断食することになります。普段は人が行き交う港も、日曜日はこの通り、完璧に無人
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海の生き物はあまり撮影できませんでしたが、いろいろ勉強になったテストツアーでした。
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クジラと遊ぶ

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トンガでのクジラ見学ツアーの写真をアップロードしました。 よかったらのぞいてみてください。 水中編: http://picasaweb.google.co.jp/skyoukai/MeetingWhalesInVavauIs# 陸上、水上編 http://picasaweb.google.co.jp/skyoukai/TONGA2009#
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海外遠征中

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ただいまトンガ王国ヴァヴァウ島へ遠征中。目当てはクジラの水中撮影。 今シーズンで4回目の挑戦になりますが、これまでにないほどクジラに近づくことができました。それも連日何度も何十分間も。特に子供に好かれました。帰国したら、改めて写真をアップロードしたいと思います。
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こちらはトンガ名物のマヒマヒ(私が釣ったならカッコいいんですが、実はスタッフが釣った獲物)。トンガに限らず、太平洋上の暖かい国ではどこでもポピュラーな魚ですが、刺身でも、和洋中どんなレシピに使ってもおいしい魚です。 *東京永福町での週代わり展示も(ギャラリーの方に展示替えをお願いして)継続中です。お時間がある方はぜひお立ち寄りください。 http://factory-core.com/index/album4/album4.html
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